G8インパクト投資タスクフォース報告書公開公益に資するファイナンスを促進する8つの提言

2014年9月17日 13:00(レポート公開日)

2014年9月16日に日本財団が事務局をつとめる「G8インパクト投資タスクフォース」のイベントが開催され、翌17日よりタスクフォースの最終報告書がG8インパクト投資タスクフォースのウェブサイトで一般公開されました。「インパクト投資」とは、教育や福祉などの社会的な課題を解決しながら経済的な利益も生み出す投資行動です。寄付でも従来の投資でもない、社会課題解決のための新たな資金循環を生む新たな取り組みとして世界的に注目を集めています。

G8 インパクト投資タスクフォースは、2013年に開催されたG8サミットの際に設立され、インパクト投資市場を活性化させるべく議論を重ねて参りました。この度、その成果を「G8インパクト投資タスクフォース報告書『インパクト投資:アントレプレナーシップ、イノベーションと公益に資するファイナンス』」としてとりまとめました。G8インパクト投資タスクフォース報告書は、社会的インパクト評価の促進、社会的企業の為の法人格の設立、休眠預金の活用等、を含む8つの政策提言を掲げています。報告書のサマリーはこちら(PDF/422KB)をご参照下さい。

今後は、提言内容の実現を目指し、2015 年 3 月に日本向けに実践的な報告書をとりまとめるほか、自治体と共同し、インパクト投資の一つである「ソーシャル・インパクト・ボンド」という手法を用いた案件組成などに取り組む予定です。

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