“ベネトン”デザインの福祉車両、誕生お披露目式典のお知らせ

日本財団は、イタリアのアパレル企業「ベネトン」の日本法人、ベネトンジャパン株式会社と共同で「日本財団×ベネトン デザインアクションプロジェクト」を発足。ベネトンが主宰する若手クリエイターの集団「ファブリカ（FABRICA）」から、当財団が配備する福祉車両のデザインを無償提供いただきました。これを受け、下記のとおりお披露目式典を開催します。

当財団は1994年度から、高齢者や障害者の移送や就労支援に活用される福祉車両の配備事業を実施。昨年度までに計31,234台（2012年度：1,980台）を全国に配備しました。この度提供を受けたデザインは、日本財団が今年度から配備する全車両に採用します。今年6月に福祉団体等から申請を受け付ける予定で、来年1月〜3月から活動を始めます。

ベネトンはこれまで、エイズや人種差別、死刑制度などにスポットを当てたキャンペーンを展開、社会的な議論を巻き起こしてきました。同プロジェクトは日本が超高齢化社会を迎える中、若者が福祉に対して目を向け、当事者意識を喚起する端緒になることを狙いとしています。

当日は会場にデモンストレーションカーを展示するほか、デザインを考案した「ファブリカ（FABRICA）」からのビデオメッセージを上映します。