津波で大破した雄勝町・葉山神社の再建支援を決定安全祈願祭のご案内

2013年6月19日(水)午前10時〜12時
葉山神社 (宮城県石巻市雄勝町)

日本財団は、東日本大震災の津波で社殿などが被災した葉山神社の再建支援を決定、今月から造成工事が着工されることを受けてこの度、起工式を開催します。

当財団は2011年6月、被災地で受け継がれてきた伝統芸能の復興などを目的に「地域伝統芸能復興基金」を創設。岩手・宮城・福島県などでこれまでに、149の伝統芸能団体や神社に対して、神輿や山車、太鼓、衣装などの購入費用として6億5千万円を支援してきました。

写真
引き潮で海側に3〜4m引きずられて大破した葉山神社。

国の重要無形民俗文化財に指定された雄勝法印神楽の奉納先でもある同神社は、社殿が襖を取り払うことで神楽舞台になることから、地域では神楽の保存継承の中心的な役割も担ってきました。しかし津波で社殿のほか神楽面や装束を保管する収蔵庫などが被災。これを受け当財団は、同基金からは初となる社殿の再建費用として、1億4千万円の支援を決定しました。社殿は2015年の春に竣工する予定です。

当日は安全祈願祭(神事)のほか、獅子振りや神楽奉納が行われます。また雄勝石で作られた記念銘板が神社に贈られます。

日時 2013年6月19日(水)午前10時〜12時
場所 葉山神社(宮城県石巻市雄勝町大浜17)
プログラム
  • 10:00-起工式安全祈願祭(神事)
  • 10:30
    主催者挨拶・葉山神社宮司 千葉 秀司 氏
    経緯説明・支援表明 日本財団 理事長 尾形武寿
    雄勝石の記念銘板贈呈
    獅子振り・大浜地区青年部
  • 11:00-直会
    お礼の挨拶・大浜地区会長 阿部優氏
    神楽奉納・雄勝法印神楽保存会

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