「グローバル・アピール2014」をジャカルタで発表ハンセン病の差別法撤廃に向け世界39カ国の人権機関が訴え

2014年1月27日(月)10:00〜12:45(12:00〜記者会見)*現地時間
インドネシア(ジャカルタ)

日本財団はインドネシア人権委員会と共催で、ハンセン病患者・回復者に対する社会的差別の撤廃を訴える「グローバル・アピール2014」を下記のとおり発表いたします。

世界中の多くのハンセン病患者・回復者やその家族は、今も根深く残る偏見と差別により教育や仕事、婚姻などの社会参加の機会が奪われています。こうした差別をなくすため、2010年に国連総会でハンセン病差別撤廃のための決議と原則ガイドラインが採択されました。本ガイドラインは、「各国政府は、人権機関、非政府組織、市民社会及びメディアと協力し、社会啓発やハンセン病患者・回復者及びその家族の権利と尊厳への尊重を助長するための政策及び行動計画を策定すべき」と言及しています。

9回目となる今年のグローバル・アピールは、世界39カ国の国家人権機関(参考資料 PDF40KB)の賛同のもと発表されます。世界の国家人権機関の代表が「ハンセン病と差別」の問題をなくすためにアピールを発表することは初めてのことです。今後、各国においてハンセン病の差別解消に向けた啓発活動の機運を高めるためにもぜひご取材いただき、ハンセン病問題の啓発にご協力いただければ幸いです。

  • グローバル・アピールは、WHOハンセン病制圧大使で日本政府ハンセン病人権啓発大使を務める日本財団会長笹川陽平の主導により2006年から世界の宗教界、経済界のリーダー、医師会の代表者などの賛同を得て、毎年「世界ハンセン病の日」(1月最終日曜日)の前後に発表しています。
  • 同会場ではハンセン病回復者組織PerMaTa(ペルマータ)によるハンセン病に対する理解促進を目的とした写真の展示会も開催されます。

日時 2014年1月27日(月)10:00〜12:45(現地時間)
会場 インドネシア・ジャカルタ Grand Sahid Jaya Hotel
(住所Jl Jend Sudirman Kav 86 Jakarta 10220)
内容
  1. ハンセン病に関するビデオ上映
  2. 挨拶
    • シティ・ヌール・ライラ (インドネシア人権委員長)
    • ナフシア・ムボイ(インドネシア保健大臣)
    • K・G・バラクリシュナン(インド人権委員長)
    • アンディ・アミン(ハンセン病回復者回復者組織PerMaTa代表)他
  3. グローバル・アピールの宣言文読み上げ
  4. 署名儀式、写真撮影
  5. 記者会見(12:00〜12:45)

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