アーティスト・日比野克彦氏、障がい者支援施設での短期滞在体験を語る

2014年8月24日(日)15:00〜16:00
あゆみ苑成人寮(広島県福山市)

アール・ブリュット作品等を展示する全国の美術館4館による初めての合同企画展を前に、同企画展を監修するアーティストで東京藝術大学教授の日比野克彦氏が知的障がい者支援施設に6泊7日ショートステイ(短期滞在)し、その体験を語ります。

日比野氏が監修する企画展は、日本財団が開館以来支援している「みずのき美術館」(京都府)、「鞆の津ミュージアム」(広島県)、「はじまりの美術館」(福島県)、「藁工ミュージアム」(高知県)による合同企画展「TURN / 陸から海へ(ひとがはじめからもっている力)」。2014年11月から2015年9月まで2年に渡って順次開催予定。

日比野氏は同企画展に先立ち、各アール・ブリュット美術館を運営している障がい者支援施設に短期滞在することを決意。目的は「創作活動ありき」ではなく「その場を体験すること」。

初回京都の滞在は2泊3日でしたが、今回、鞆の津ミュージアムを運営する社会福祉法人創樹会のあゆみ苑成人寮では6泊7日と4施設中、最長期間となるため、アーティスト日比野克彦の今後の表現活動にどのように影響するか関心が高まります。

障がい者支援施設での短期滞在について、関係者と事前に打ち合わせた際、日比野氏は、「日本サッカー協会理事として、ワールドカップを観に地球の裏側ブラジルまで行ってきたが(短期滞在は)それ以上に遠いところに行く感覚がある」と期待と不安を語りました。

  • アール・ブリュット美術館合同企画展「TURN / 陸から海へ(ひとがはじめからもっている力)」については、別紙(PDF/53KB)をご参照ください。

件名 アーティスト・日比野克彦氏、障がい者支援施設での短期滞在体験を語る
日時 2014年8月24日(日)15:00〜16:00(受付開始14:30)
場所 あゆみ苑成人寮(広島県福山市水呑町187 ※福山駅から車で15分程度)

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