アーティスト・日比野克彦氏 障がい児支援施設での短期滞在体験を語る

2014年9月24日(水)15:00〜16:00
総合児童発達支援センターアルバ(福島県郡山市)

アール・ブリュット作品等を展示する全国の美術館4館による初めての合同企画展を前に、同企画展を監修するアーティストで東京藝術大学教授の日比野克彦氏が知的障がい児と共に、2泊3日ショートステイ(短期滞在)し、その体験を語ります。

日比野氏が監修する企画展は、日本財団が開館以来支援している「みずのき美術館」(京都府)、「鞆の津ミュージアム」(広島県)、「はじまりの美術館」(福島県)、「藁工ミュージアム」(高知県)による合同企画展「TURN / 陸から海へ(ひとがはじめからもっている力)」。2014年11月から2015年9月まで2年に渡って順次開催予定。

日比野氏は同企画展に先立ち、各アール・ブリュット美術館を運営している障がい児・者支援施設に短期滞在することを決意。目的は「創作活動ありき」ではなく「その場を体験すること」。

これまでの3カ所の滞在先は18歳以上の成人した障がい者施設でしたが、今回「はじまりの美術館」を運営する「社会福祉法人安積愛育園」の「総合児童発達支援センターアルバ」では、初めて18歳未満の知的障がい児と共に2泊3日滞在。この体験がアーティスト日比野克彦の今後の表現活動にどのように影響するか関心が高まります。

障がい児・者支援施設での短期滞在について、事前に打ち合わせた際、日比野氏は、「日本サッカー協会理事として、ワールドカップを観に地球の裏側ブラジルまで行ってきたが(短期滞在は)それ以上に遠いところに行く感覚がある」と期待と不安を語りました。

件名 アーティスト・日比野克彦氏、障がい児支援施設での短期滞在体験を語る
日時 2014年9月24日(水)15:00 〜 16:00(受付開始14:30)
場所 総合児童発達支援センターアルバ(福島県郡山市安積町笹川字経坦52)

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