パラオ共和国への旅客船引渡式典〜台風で沈没した「日本丸」の代替船を寄贈〜

日時:2014年12月15日(月)10:00〜10:30
場所:パラオ共和国コロール州マラカル島公共岸壁

日本財団は、台風により使用不可能になった旅客船「日本丸」の代替船をパラオ共和国に寄贈するにあたり、引渡式典を下記のとおり開催します。

写真:旅客船「NIPPON MARUⅡ」

1989年、日本財団がパラオ共和国に寄贈した旅客船「日本丸」(航路:コロール州〜ペリリュー州)は、20年以上にわたり国民の足として運航されていました。しかし2012年12月に同国を襲った大型の台風により沈没。現在、国民はガソリン等の危険物を搭載する貨物船への同乗を余儀なくされています。さらに年配者の通院機会の制限や生活物資の供給不足など、国民の基本的な生活にも影響を及ぼしています。

日本財団は、パラオ共和国政府から日本丸代替船の支援要請を受け、2013年12月に60人乗りの旅客船「NIPPON MARUⅡ」の建造・供与を決定。「パラオ共和国における日本丸代替船支援プロジェクト」を実施し、このたび、その完成により、引渡を行います。なお、NIPPON MARUⅡは海難救助用具や衛星電話等の通信手段を装備し、日本財団の「海上保安能力強化支援プロジェクト」で供与した小型パトロール艇による海上保安能力の向上にも貢献します。

日時 2014年12月15日(月)10:00〜10:30
場所 パラオ共和国コロール州マラカル島公共岸壁(PALAU TERMINAL PORT)
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日本・パラオ共和国各代表者挨拶、パネルの贈呈、記念撮影等の催しを予定。

  • 式典には、パラオ共和国大統領、副大統領や国務大臣、ペリリュー州知事、現地住民が出席予定。

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