「WORK FOR 東北」集合研修を実施被災地で働く外部民間人材が抱える課題とは?
場所:グロービス経営大学院仙台校(仙台市青葉区)
日本財団は、県内外の民間人材等を東日本大震災の被災地の自治体等に派遣するプロジェクト「WORK FOR東北」において、復興の現場に赴任した人材が業務の成果や実感を共有し、今後の取り組みを見つめ直すための集合研修として、先輩人材によるトークセッションやワークショップを実施します。
「WORK FOR東北」は2013年10月より開始。行政と民間企業、そして個人の能力をマッチングさせることで被災地の復興を支援し、より強く、柔軟な地域づくりを目指しています。これまでに114人(2015年6月30日時点)の民間企業出身者が、自治体や公的団体に赴任しました。
復興の現場に赴任した方を対象とした集合研修は2014年度に開始し、今回で3回目。今回は、「WORK FOR 東北」を通じて赴任した人材を中心に、岩手、宮城、福島の被災3県で働く、業務開始から1年未満の20代から60代までのさまざまなバックグラウンドをもつ民間企業出身者等が集います。
「WORK FOR 東北」では、集合研修を実施することにより、被災地での業務に大きな使命とやりがいを感じる一方で、これまでと異なる環境に飛び込んだからこその課題や悩みを抱えながら勤務する方々(※)をサポートするとともに、被災3県の各地で働く人材の地域を超えた情報共有の場を設けることで、人材面からの復興支援の一助となることを目指しています。
- 「WORK FOR 東北」を通じて被災3県へ赴任した方へのアンケートより。
記
日時 | 2015年7月24日(金) 12時30分〜16時40分(12時開場) |
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会場 | グロービス経営大学院仙台校 (宮城県仙台市青葉区中央1丁目3-1 AER26F) |
主催 | 日本財団(復興庁協働事業) |
協力 | グロービス経営大学院大学 |
参加者 | 被災3県の自治体、公的団体等で働く民間出身者 |
プログラム |
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パネリスト紹介
若田謙一氏(やまだ復興応援隊)
大学卒業後、約5年間コンサルタントとして複数業界での業務改善・システム刷新プロジェクトに従事。また、学生時代からかかわる環境系NPOにて、理事として学生活動サポートを実施。「いわて復興応援隊」として、2013年6月より山田町にて商店街の再興計画の策定・遂行サポート、商店街活性化のしかけづくりを担当。2014年6月に「やまだ復興応援隊」を旗揚げし、商業に加えて、観光・物産において、山田町の魅力を創出する事業展開、人材育成のために関係事業者を支援している。
菅野孝明氏(一般財団法人ふくしま市町村支援機構)
建設コンサルタント、進学準備教育企業を経て、2012年にNPO法人ETIC.の「右腕派遣プログラム」浪江町復興支援コーディネーターに応募し採用される。派遣後は、町民の広域分散避難の中での津波被災地復興および中心市街地のまちづくり計画作成・調整支援、住民との合意形成支援を行ってきた。2015年4月より、浪江町で実施してきた支援活動を他の町村にも拡大することを目的に転職し、現在は双葉郡8町村、特に浪江町・富岡町・双葉町を中心に役場の復興計画具現化のための支援を行っている。
参加予定者の赴任先
【岩手県】岩泉町、釜石市
【宮城県】石巻市、女川町
【福島県】福島県、浪江町、伊達市 など
- 被災地での業務を開始して1年未満の20人程度が参加予定。
- 関連リンク:「WORK FOR 東北」特設サイト
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