戦後70年 身元不明の比残留2世が来日手がかりを求めて帰国会見

日時:2015年10月19日(月) 15:30〜16:30
場所:羽田エクセルホテル東急2F

親族探しや就籍に向けた東京家裁での調査官面接を目的に、フィリピン残留日本人2世6人=別添資料参照=が来日。下記の通り帰国会見を開催します。
来日は日本財団がフィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)と実施しているフィリピン残留日本人2世の国籍回復事業の一環。残留2世の日本人としてのアイデンティティ回復を目的に2006年から開始した同事業では、戦中戦後の混乱で書類が紛失するなどし、日本人であることを証明できず“無国籍状態”に置かれた2世の日本国籍取得を支援。家庭裁判所で新たに戸籍をつくる「就籍」手続きで、これまでに計162人が戸籍作成の許可を受けて日本国籍を回復しています。
国籍回復には希望者が存命のうちに就籍を申立て、家裁から許可を得る必要がありますが、国籍未回復の2世は高齢(平均年齢76歳)となり、限られた資料での身元調査は難航しています。今回来日する残留2世も身元不明で、身元判明につながる手がかりを求めています。会見では2世救済に関する問題点を説明した後、残留2世が日本を初めて訪れた感想や、国籍取得に対する想いを話します。

日時

2015年10月19日(月) 15:30〜16:30

  • 飛行機の到着時間によっては、記者会見開始時刻が遅れる可能性があります。
場所 羽田エクセルホテル東急 ウイングルーム2F
(羽田空港国内線第2旅客ターミナル出発ロビー直結)
内容 事業概要の説明
2世救済に関する法的な見解・問題提起
2世から一言(通訳あり)

質疑応答

  • 終了後、個別質問やインタビューを受け付けます。

お問い合わせ

日本財団 コミュニケーション部

住所
〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル
担当
宇田川 貴康
電話
03-6229-5131
FAX
080-4131-9893
メールアドレス
pr@ps.nippon-foundation.or.jp