特別養子縁組制度の普及に取り組む「ハッピーゆりかごプロジェクト」「ひまわり褒章2015」参加団体賞を受賞

日本財団「ハッピーゆりかごプロジェクト」が、特定非営利活動法人 ひまわりの会(会長・野田聖子衆議院議員)主催の「ひまわり褒章2015」参加団体賞を受賞、10月15日に授賞式が行われました。

「ひまわり褒章」は、出産・育児・母子保健の現場で顕著な活躍をした方々や、当該分野における自治体の政策、企業・団体の積極的な取り組みを表彰し、全国の妊婦や子育てするお母さん、その家族に知らせることを目的としています。

日本財団が行っているハッピーゆりかごプロジェクトは「特別養子縁組を、虐待を受けた子どもたちのための最優先課題として考え、特別養子縁組家庭への積極的な支援を行うことで多くの子どもたちと家庭を支えてきた」と評価され、参加団体賞を受賞しました。

授賞式に出席した同プロジェクトの高橋恵里子(日本財団福祉特別事業チーム チームリーダー)は、「特別養子縁組とは、親が自分の産んだ子どもを育てられない場合、別な親が育てるという、子どもの福祉として非常に貴重な制度ですが、日本では残念ながら普及が進んでいません。日本財団としては、この制度をもっと知ってもらうため、4月4日を「養子の日」として活動を続けています。日本財団は、これからも特別養子縁組の普及をはじめ、子どもの将来のために活動します」とコメント。

特定非営利法人ひまわりの会 会長の野田聖子氏は「この褒章がスタートしてから7回目を迎えます。私たちの目標は、この国にいつも子どもの笑顔を絶やしたくない。それが国の活力だし、日本の価値だし、私たちの安心安全だと固く思っている。残念ながら国全体としては子どもの数は増えていないので、もっと頑張らないといけないと思う半面、今まで頑張ってきた人たちに感謝したいと思います。」と述べました。

日本財団は、ハッピーゆりかごプロジェクトを通じ、今後もすべての子どもたちの家庭養育を目指して、法律制定への働きかけや、相談窓口の整備、特別養子縁組への理解啓発など、様々な活動を実施します。

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