長崎の洋上風力発電施設で体験セミナー開催将来の日本の海洋開発を支えるヒトづくり

日時:2016年12月17日(土)~19日(月)
場所:長崎県長崎市および五島市
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日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムロゴ

日本財団は、2016年12月17日(土)~19日(月)、海洋開発分野での活躍を目指す大学生および大学院生12人を対象にセミナーを開催、長崎県長崎市および五島市にて洋上風力発電事業の現況や技術の講座、崎山沖の浮体式洋上風力発電施設「はえんかぜ」の見学、海中ロボットの製作・実機操縦の体験などを行います。
2016年10月、日本財団は海洋開発人材育成の推進を目的に、産学官と「日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム」を設立。今回のセミナーは本コンソーシアムの事業の一環として行うものです。

近年、洋上風力発電などの海洋エネルギー開発が注目されていますが、産業を支える人材が不足しています。特に、海洋開発を学ぶ大学生や大学院生が現場体験をする機会は限られており、人材育成で課題があります。そこで、日本の海洋開発分野の人材育成のため、洋上風力発電など海洋エネルギー開発の分野で先駆的な取り組みを行っている長崎県五島市と、県内の教育機関や海洋開発関連企業の協力のもと今回のセミナーを実施します。

セミナーに参加する学生は、日本財団が公募で選抜した東京大学、大阪大学、九州大学、横浜国立大学の大学院生8人と早稲田大学、東京海洋大学、大阪府立大学、広島大学、大阪府立大学の大学生4人。12人の中には「日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム」の取り組みで、スコットランド・ロバートゴードン大学への短期留学やノルウェーの国営石油会社のインターンシップに参加した学生もいます。今回のセミナーを含む日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムの事業が、日本の海洋開発を支えるエンジニア育成のモデルとなると考えられます。

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