官民連携による里親支援制度が発足日本財団×キーアセット×大阪府共同プロジェクト 「里親養育促進事業」協定書締結式を開催

日時:2016年6月9日(木)13:30~14:00
場所:大阪府庁本館3階 特別会議室(大)

日本財団は、大阪府ならびに特定非営利活動法人キーアセット(※1)と連携し、はぐくみホーム(養育里親制度)(※2)による家庭養育事業構築プロジェクトについて協定を締結、6月9日に締結式を開催します。
5月26日に児童福祉法が改正され、何らかの事情で実親と暮らすことができない子どもたちが家庭と同様の環境で育てられるように、国と自治体が対応していくことが明記されました。
この改正を受け、日本財団は大阪府ならびに(特)キーアセットと連携し、社会的養護が必要な児童が安心して生活できる里親登録数の更なる増加と、里親に対する支援の充実による新たな里親養育体制の構築を目的として、官民連携による里親の募集、里親と里子のマッチング、里親委託後のケア等のため1500万円を助成します。これにより、児童相談所は民間の里親養育機関と役割を分担し、より効率的に子ども達をサポートすることが可能となります。今後は日本財団、大阪府、(特)キーアセットの3者で定期的に連絡会議を開催し、モデル事業の課題や成果を検証していきます。将来的には、この包括的な里親養育制度による家庭養育事業が全国に広がることを目指します。

  1. 特定非営利活動法人キーアセット:子ども中心の里親養育を推進することを目的に活動する英コアセットグループに属し、世界の国々で行っている里親支援の実績と経験を生かし、社会的擁護が必要な子どもの明るい未来につながる里親支援を日本全国で目指している。
  2. はぐくみホーム:大阪府が定める、養育里親家庭の名称。

  1. 日時:2016年6月9日(木)13:30~14:00
  2. 場所:大阪府庁本館3階 特別会議室(大)大阪府大阪市中央区大手前2-1-22
  3. 出席者:大阪府副知事 植田浩氏、日本財団理事長 尾形武寿、(特)キーアセット代表 渡邊守氏
  4. 内容:
    1. 挨拶:大阪府植田副知事、日本財団理事長尾形、キーアセット渡邊代表理事
    2. 質疑応答
    3. 締結式(写真撮影)

お問い合わせ

日本財団 コミュニケーション部

電話
03-6229-5131