歯科金属の再利用による社会貢献活動~総額1.1億円の拠出を決定~ 新たにパラアスリートの歯科支援も

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日本財団は、歯科医師による社会貢献活動「TOOTH FAIRY(トゥース・フェアリー)」プロジェクトとして、これまでの難病児支援やミャンマーでの学校建設に加え、新たな事業となるパラアスリートへの障害者歯科支援を含め総額116,630,000円を決定しました。 パラアスリートへの障害者歯科支援では、スポーツ歯科および障害者歯科の分野で先駆的立場にある東京歯科大学と連携して、パラアスリートが知識を高め、怪我の予防を効果的にできるようサポートします。さらに、スポーツに起因する歯科的な外傷があった場合、全国どこにいても適切なアドバイスとサポートが受けられる体制づくりを行います。 オリンピック・パラリンピック強化選手に限ったサポートは国立スポーツ科学センター主導で、歯科大学による支援が現在行われていますが、一般のパラアスリートへの支援はありません。車いすラグビーなど激しくぶつかり合うパラアスリートの口の中は、衝突や転倒により、顎の骨折、破折、脱臼、顎顔面外傷などが見られ、十分な対応が実施されていないことが課題であったため、2016年度より新たに実施を決定しました。 TOOTH FAIRYプロジェクトは、公益社団法人日本歯科医師会の協賛で2009年6月に開始。歯科撤去金属(金、銀、パラジウムなど有価金属を含む金歯や入れ歯等)のリサイクルによる資金面の支援と、口腔ケアや予防教育を歯科医師のボランティアにより進める技術面での支援とを合わせたユニークな社会貢献活動で、全国各地で実施しております。

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お問い合わせ

「TOOTH FAIRY(歯の妖精)」プロジェクト
担当
小村
電話
03-6229-5171