アフリカにおける農業支援

アフリカの小規模農家の生産性及び収入向上を目指して、農業バリューチェーンに沿った農業改良技術の普及を支援しています。

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エチオピア南部の農村の子どもたち

アフリカの人々に豊かな食料を

アフリカ大陸でサハラ砂漠より南のサブサハラ地域に住む人々の約4人に1人、東アフリカでは3人に1人。(FAO 2017年The State of Food Security and Nutrition in the World)
これは2016年に栄養不良(飢餓)状態にいた人々の割合です。

世界人口が増加する中、特にアフリカ地域においては、食料安全保障の要である農業はより一層重要性が増しています。
日本財団は、ササカワ・アフリカ財団と共に、栄養豊かな食料が十分に生産され、人々が手に入れられる世界を目指して、1986年の設立以来、アフリカ15カ国において農業変革を推進してきました。現在はエチオピア、マリ、ナイジェリア、ウガンダの4カ国で農業普及員への支援を通じて小規模農家に対し、実践的な農業技術指導を行っています。

農業バリューチェーンと人材育成に注力した5つのアプローチ

ササカワ・アフリカ財団は、農業バリューチェーンと人材育成を中心に以下5つのテーマにより活動を展開しています。

テーマ1(農作物生産性向上):

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トウロモロコシの収穫を喜ぶ農民ら(ナイジェリア)

小規模農家の土地を利用し、改良品種や改良技術を用いて栽培の実演を行い、小規模農家が実践的にこれらの改良技術を学び生産性を高める機会を提供しています。

テーマ2(ポストハーベスト&農産加工):

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PICSバッグの使用方法を農民にデモンストレーションしてみせる農業普及員(エチオピア)

農作物の収穫後処理によるロス減少や、品質及び付加価値の向上により、小規模農家の収入向上を目指しています。脱穀などの収穫後処理の機械化や、収穫した農作物の品質を保つ貯蔵技術の導入を促進しています。

テーマ3(官民連携&市場アクセス):

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アムハラ地区での収穫祭(エチオピア)

小規模農家が商業活動を行い収入向上ができるよう、農民組織の強化や、農民組織を投入資材(種子、肥料、農薬、設備)販売業者やマイクロファイナンス機関へとつなげる支援をしています。

テーマ4(人材育成):

大学講座の設置や奨学金供与を実施する笹川アフリカ農業普及教育基金(SAFE)プログラムを通して、実践的な専門性を有する農業普及員の育成を行い、より多くの農家に適切な知識と技術を普及することを目指しています。

テーマ5(モニタリング評価):

計画に沿った事業実施・達成状況を確認し、事業の実施・運営方法を改善するとともに、経験を組織内外に共有するために、事業のモニタリング・評価を行っています。

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