2017年度アニュアルレポート

2017年度に実施した事業から抜粋してご紹介します。

日本財団DIVERSITY IN THE ARTS(ダイバーシティ・イン・ジ・アーツ)

写真
(写真左から)作家の竜之介さん、香取慎吾さん、安倍首相、笹川日本財団会長

多様な個性に寛容なインクルーシブな社会の実現を目指し、「障害者と芸術文化」領域への支援を行っています。障害者と健常者が一緒に楽しめるアート展「Museum of Together」を10月13~31日に、東京・表参道で開きました。

九州北部豪雨被災地支援

写真
災害現場にてNPOと連携しながら支援活動する様子(福岡県朝倉市)

2017年7月5日から6日に発生した豪雨は、福岡、大分両県を中心に、死者40人、行方不明者2人(18年2月22日現在)など甚大な被害をもたらしました。日本財団のスタッフは直後の9日には、被害の最も大きいとされた福岡県朝倉市の現場に入り、さまざまな組織・団体と連携しながら約4カ月にわたり、広範囲な被災地支援を展開しました。

日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017

写真
(写真左から)笹川会長、ゲストとして登場した小泉進次郎議員、長谷部健渋谷区長

高度化・複雑化した社会課題を解決するため、第一線で活躍する専門家や実践者が集まり「にっぽんの将来」を議論する国内最大規模のイベント「日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017」を11月17 ~ 19日の3日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開きました。

海と日本PROJECT

写真
海と日本PROJECTの一環として、武蔵川部屋の力士と海岸清掃する子どもたち

夏から秋にかけ「海と日本PROJECT」の多彩な行事を全国47都道府県で一斉展開しました。海との「出会い」をつくるきっかけを具体的に提供するため「海を学ぼう」「海をキレイにしよう」「海を味わおう」「海を体験しよう」「海を表現しよう」の、5つのアクションを設定。これに沿ったサポートプログラム(助成事業)105件、1,500以上のイベントを推進し、「海の日」の7月17日に東京港・晴海埠頭で開いた中央行事「総合開会式」などを含め、総参加者数は延べ約150万人に上りました。

遺贈寄付

写真
日本財団遺贈寄付サポートセンターが配布している自筆遺言書作成キットとマニュアル

日本財団への遺贈を明記した遺言書の預かり件数は2016年度が18件、2017年度は28件と、1年で大きく増加しました。遺贈による寄付入金額も2011年度~2016年度の6年で5件、計2億9,160万7,329円だったのに対し、17年度だけで3件、計2億2,306万8,455円と、遺贈寄付への関心が着実に高まっていることがうかがえます。

2017年度アニュアルレポート完全版

全ページはこちらからご覧いただけます。