第8回「ゆいごん川柳」受賞作品決定 大賞「我が子なし 母なる地球に 遺贈する」1月5日は「遺言の日」

日本財団では、人生の結びにご自身の意志を未来へつなぐ遺言の重要性を周知するため1月5日を「遺言の日」としています。この「遺言の日」周知啓発キャンペーンとして実施した「ゆいごん川柳」の受賞作品を発表いたします。
1月1日に発生しました令和6年能登半島地震で多くの被害が発生したこと、また、日本財団として被災地支援に注力することから、当初予定していた1月5日の発表を延期し、2月15日に発表するものです。
改めまして、令和6年能登半島地震で被災された皆さま、ならびにご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

第8回ゆいごん川柳受賞作品の発表。大賞:我が子なし母なる地球に遺贈する(ヒジキさん/50代/東京都)、入選:行間に介護のお礼にじみ出る(きつねダンサーさん/50代/大阪府)、入選:遺言書一日延ばしで認知症(鶴の長命さん/70代/東京都)、入選:AIに自分で書けと叱られる(風まかせさん/60代/群馬県)

第8回「ゆいごん川柳」は、世相を反映した作品や夫婦間の愛の言葉を表した作品など、全国から過去最多の15,313作品の応募がありました。選考委員には、落語家の桂ひな太郎さんや相続遺言専門行政書士の佐山和弘さんなどが参加し、大賞1作品、入選3作品、佳作6作品、特別賞2作品の計12作品が選ばれました。大賞に選ばれた作品は、遺贈寄付によって誰もが未来に思いを託せることを表現しています。
詳細な受賞作品の発表は、第8回ゆいごん大賞 受賞作品一覧(PDF / 414KB)あるいはゆいごん川柳特設サイト「遺言の日.jp(外部リンク)」をご覧ください。

「ゆいごん川柳」募集の背景

日本財団は、「遺贈寄付」の周知啓発に取り組んでいます。「遺贈寄付」とは、遺言書で遺産の一部またはすべてを相続人以外の特定の人や団体などに譲ることです。少子化や未婚の増加などにより「おひとりさま」が増えている中、遺贈についての関心が高まっています。
2022年11月に実施した、「遺言・遺贈に関する意識・実態把握調査(PDF / 2MB)」では、60.6%が終活に興味があると回答したものの、既に公正証書/自筆証書遺言書を作成している人はわずか3.5%でした。
そのような状況の中、日本財団は「遺言の日」や「ゆいごん川柳」を通して、遺言の大切さを広く社会に向けて周知することを目指しています。
また、「ゆいごん川柳」周知を目的に、お笑いイベント「春爛漫!お笑いライブ」を2024年3月13日(水)に日本財団ビルで開催いたします。ゆいごん川柳受賞作品をご紹介するとともに、落語や紙切り等のプロの演芸など楽しみながら遺言について考えていただくきっかけとするものです。

第8回「ゆいごん川柳」

応募期間 2023年9⽉15⽇(金)〜2023年11⽉1⽇(水)
選考 佐⼭和弘(⾏政書⼠)、桂ひな太郎(落語家)、全⽇本川柳協会、濵 貴人(三井住友信託銀⾏理事)、⿑藤允(三菱UFJ信託銀⾏本店法⼈営業部⻑)、⽇本財団(会⻑ 笹川陽平、理事⻑ 尾形武寿、専務理事 前⽥晃)〔敬称略〕
⼊賞賞品 ゆいごん⼤賞(1作品)10万円、⼊選(3作品)3万円、佳作(6作品)1万円
特別賞 三井住友信託銀⾏賞(1作品)5万円、三菱 UFJ 信託銀⾏賞(1作品)5万円
応募総数 15,313作品(ウェブ応募:13,855作品・郵送応募:1,458作品)
特設サイト 外部サイト遺言の日.jp
後援 三井住友信託銀行、三菱UFJ信託銀行、法務省、三井住友銀行、あおぞら銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、野村信託銀行、全国レガシーギフト協会、株式会社itakoto

ゆいごん川柳×お笑いイベント「春爛漫!お笑いライブ」

日時 2024年3月13日(水)18:00~20:00(開場17:30)
場所 日本財団ビル(東京都港区赤坂1丁目2番2号)
開催形式 現地開催のみ、オンライン配信なし
演目 落語〔立川談吉・愉かい亭びわこ[水野晶子]〕
紙切り〔林家喜之輔〕
川柳ライブ(ゆいごん川柳受賞作品紹介)
ウェブサイト 外部サイト「春爛漫!お笑いライブ」のご案内(遺贈寄付サポートセンター ウェブサイトにリンクします)
お申し込み 外部サイト「春爛漫!お笑いライブ」申し込みサイト
出演者 愉かい亭マネー(いちのせかつみ) 生活経済ジャーナリスト・ファイナンシャルプランナー
立川談吉 2008年3月に立川談志に入門、新作落語創作、朗読、ドラマ出演など幅広く活躍中。
林家喜之輔 2014年10月に高校2年生で林家今丸に入門し、2018年3月にデビューした若手紙切り師。
愉かい亭びわこ(水野晶子) 元毎日放送アナウンサー。落語やドキュメンタリー朗読でも活動中。
八上桐子 俳人。神戸新聞文芸欄の選者としても活躍中。

日本財団遺贈寄付サポートセンターについて

人生の結びに遺贈で社会貢献することは、あなたの生きた証を遺すこと。

日本財団は、遺贈寄付周知啓発を目的として2016年に日本財団遺贈寄付サポートセンターを開設し、遺贈寄付を通じた、寄付者が望む社会貢献のお手伝いをしています。
同センターでは、遺言書の書き方や遺贈先に関する相談や、遺言の必要性を社会に向けて周知する取り組みを実施しています。

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お問い合わせ

日本財団 遺贈寄付サポートセンター

  • 電話:0120-331-531(通話料無料)