アーティスト・日比野克彦氏 障がい者との就労体験を語る

2014年9月10日(水)15:00〜16:00
高知市文化プラザ かるぽーと

アール・ブリュット作品等を展示する全国の美術館4館による初めての合同企画展を前に、同企画展を監修するアーティストで東京藝術大学教授の日比野克彦氏が障がい者と共に、2泊3日間、障がい者施設で就労し、その体験を語ります。

日比野氏が監修する企画展は、日本財団が開館以来支援している「みずのき美術館」(京都府)、「鞆の津ミュージアム」(広島県)、「はじまりの美術館」(福島県)、「藁工ミュージアム」(高知県)による合同企画展「TURN / 陸から海へ(ひとがはじめからもっている力)」。2014年11月から2015年9月まで2年に渡って順次開催予定。

日比野氏は同企画展に先立ち、各アール・ブリュット美術館を運営している障がい者施設での短期滞在を決意。目的は「創作活動ありき」ではなく「その場を体験すること」。

これまで実施した京都・広島の短期滞在は毎日施設内で過ごしましたが、今回は「藁工ミュージアム」の母体「ワークスみらい高知」が運営する障がい者施設と一般事業所で障がい者と共に就労を体験。この実体験がアーティスト日比野克彦の今後の表現活動にどのように影響するか関心が高まります。

障がい者支援施設での短期滞在について、関係者と事前に打ち合わせた際、日比野氏は、「日本サッカー協会理事として、ワールドカップを観に地球の裏側ブラジルまで行ってきたが(短期滞在は)それ以上に遠いところに行く感覚がある」と期待と不安を語りました。

件名 アーティスト・日比野克彦氏、障がい者との就労体験を語る
日時 2014年9月10日(水)15:00〜16:00(受付開始14:30)
場所 高知市文化プラザ かるぽーと 7階第3展示室 (高知市九反田2-1)

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