将官級訪日団が防衛大学校を訪問民間主導で自衛隊・ミャンマー軍の交流がスタート

日本財団は、日本の自衛隊とミャンマー国軍の交流機会を設けるため、「日本・ミャンマー将官級交流プログラム」を発足。この度、ミャンマー軍の訪日団（全10名、団長：イェ・アウン中将）が来日し、下記のとおり防衛大学校を訪問します。

当財団はミャンマーにおいて、西側諸国が経済制裁する中も人道的立場から学校建設や医療サービス支援を実施。ミャンマー政府と少数民族武装勢力の和平交渉を仲介するなど、ミャンマーの民主化を後押ししてきました。本プログラムは、民政移管が進むミャンマーの国軍に対して自衛隊と交流する機会を提供することで、民主国家における軍の在り方を学んでもらうことを狙いとしており、今後5年間継続する計画です。

訪日団は滞在中、防衛省本部や陸・海・空の自衛隊基地を視察しながら、人材育成や防衛方針、部隊運用、国際貢献などに関する研修を受けます。