「ソーシャル・インパクト・ボンド」セミナー開催社会課題解決に向けた日本初となるパイロット事業3案件の経過報告も

日時:2015年11月19日(木)13:30〜16:00
場所:日本財団ビル(東京都港区)
日時:2015年11月20日(金)10:00〜12:30
場所:電通関西支社12階大ホール(大阪市北区)

日本財団は、民間の力を活用した社会課題解決手法の一つであるソーシャル・インパクト・ボンド(以下、SIB)について、2015年11月19日(東京)と20日(大阪)の2日間、セミナーを開催いたします。英国では、SIBによる若者雇用プログラムが目標を達成し、その成果と仕組み、社会的貢献度を価値換算して評価する手法SROI(社会的投資収益率)に注目が集まっています。

現在、日本財団はSIBの仕組みを活用し、民間の資金とノウハウによる日本初の試みとして、3件をパイロット事業として実施しています。

  1. 横須賀市にて社会的養護を必要とする子どもに家庭的環境を整備、自治体の公的コストの削減を目指して、施設養護から家庭養護への移行を加速させることを目的とした事業
  2. 文教育研究会と連携し、認知症予防のための学習療法に協力団体として参画、7月1日より福岡市、松本市等7自治体で、高齢者のQOL向上を図ると共に公的コスト削減を目的とした事業
  3. 兵庫県尼崎市にて若者就労支援を行い、長期的に若者の自立を支援する事業

本セミナーでは、世界における最新のSIBの動向や、日本の自治体での導入プロセスと課題、上記3件のパイロット事業について進捗のご報告をするとともに、今後のSIB本格導入に向け、その課題や施策を議論します。

  • ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)について
    2010年にイギリスで開発された社会的投資モデル。投資家の出資により、民間企業団体が社会課題解決に向けた事業を実施、行政経費が削減される成果が上がれば、自治体等が投資家に報酬を支払う官民連携の仕組み。

日時 東京 2015年11月19日(木)13:30〜16:00(開場13:00)
大阪 2015年11月20日(金)10:00〜12:30(開場9:30)
会場 東京 日本財団ビル 2階大会議室(東京都港区赤坂1-2-2)
大阪 電通関西支社12階大ホール(大阪市北区堂島2-4-5)
主催 日本財団、NPO法人SROIネットワークジャパン
参加者 行政関係者、投資家など

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日本財団ソーシャルイノベーション本部

担当
工藤
電話
03-6229-5794