True Colors Festival

写真:イベント「True Colors DANCE」で技を披露するブレイクダンサー

「True Colors Festival」とは

目の見えないシンガー、難聴のピアニスト、車いすのダンサーらがスポットライトを浴びながら素晴らしいパフォーマンスを繰り広げる障害者芸術祭。

2006年からアジア各国で開催し、2018年に行ったシンガポールでの芸術祭には22カ国200名以上のパフォーマーが参加し、約10,000名の来場者から喝采を浴びました。

その後芸術祭は、障害をはじめ言語、国籍等さまざまな違いを楽しむ多様性の祭典へ発展しました。
この祭典が「True Colors Festival–超ダイバーシティ芸術祭–」です。

写真:2018年3月にシンガポールで開催された「アジア太平洋障害者芸術祭〜True Colours〜」で公演する車椅子ダンスチーム

すべての人がお互いの人権と尊厳を尊重する社会の実現に向けて

2006年の開催以降、芸術祭に参加したアーティストは累計1,000名を超え、参加者も4万人を超えています。
障害の有無、言語、国籍等の違いを超えてつくられる舞台を通じて、すべての人が多様性を認め、お互いに支えながら人権や尊厳を尊重するインクルーシブな社会の実現を目指します。
その実現の可能性を感じた人の輪が国境を超えて広がり、アーティストたちの活動のその後のステップアップにもつながっています。

また、2021年の東京オリンピック・パラリンピック開催と合わせ、世界に向けてオンラインとオフラインを組み合わせながら様々なパフォーミング・アーツを発信しました。

今後はコンサートだけでなく、パフォーミング・アーツによる様々な「違い」を超えた経験を届けていきます。

これまでの実績と今後の予定

2006年 ラオス、ベトナムで「障害者国際芸術祭」開催
2008年 カンボジアで「障害者国際芸術祭」開催
2013–2015年 ミャンマーで「ASEAN障害者芸術祭」開催
2015年 12月に障害者芸術祭2020の開催などについて、ユネスコと日本財団が協定書に署名
2017年 タイで「障害者太鼓祭」開催
2018年 シンガポールで「アジア太平洋障害者芸術祭〜True Colours〜」開催
2019–2020年 日本で「True Colors Festival – 超ダイバーシティ芸術祭 –」開催
2022年 日本で「True Colors Festival THE CONCERT 2022」開催障害のあるアーティストたちとつくる世界最大規模のライブ・エンターテイメント「True Colors Festival THE CONCERT 2022」
2023年 True ColorsDANCE2024、始動
2024年 日本で「True Colors Special LIVE」開催