ハンセン病文学ビブリオバトル開催!【2016年1月31日(日)は「世界ハンセン病の日」】

日時:2016年1月31日(日)13:00〜16:00(12:00開場)
場所:六本木 多目的スペースumu(港区六本木6-9-1)

日本財団は「世界ハンセン病の日」をきっかけに多くの人にハンセン病について考えてもらおうと、2014年度より「THINK NOW ハンセン病」と称したキャンペーンを展開しています。らい予防法が廃止になって20年の節目の今年は、ハンセン病文学(ハンセン病患者・回復者が書いた本や、ハンセン病についての記述のある本)をテーマに、教育業界でも注目されている文学イベント「ビブリオバトル」を開催します。
一般公募で選ばれた「バトラー(発表参加者)」5人が、書評を各5分で発表。会場の観戦者全員による投票で、最も読みたくなった「チャンプ本」を決定します。また、世界45カ国で上映が決まった映画『あん』の原作者・ドリアン助川氏らゲストによるトークショーも行います。

日時 2016年1月31日(日)13:00〜16:00(12:00開場)
場所 六本木 多目的スペースumu(東京都港区六本木6-9-1)
観戦のお申し込み

ウェブサイトよりお申し込みください。

  • 先着100名にお席を確保&オリジナルチョコレートをプレゼント
  • 当日の飛び込みも可能です(立ち見の可能性有り)
プログラム
12:00
会場、受付開始
13:00
オープニング(開会挨拶:日本財団会長 笹川陽平)
13:20
ビブリオバトル本選・投票
14:30
スペシャル・トーク「文学とハンセン病」
【ゲスト】
  • 森元美代治氏(ハンセン病回復者)
  • ドリアン助川氏(作家、ボーカリスト)
  • 中江有里氏(女優、作家)
15:30
クロージング(結果発表、表彰式)
エントリー作品
  • 近藤宏一『闇を光に ハンセン病を生きて』(みすず書房)
  • 石井光太『蛍の森』(新潮社)
  • 宮里良子『生まれてはならない子として』(毎日新聞社)
  • ドリアン助川『あん』(ポプラ社)
  • 遠藤周作『わたしが・棄てた・女』(講談社)
写真
(左から)森元美代治氏、ドリアン助川氏、中江有里氏

ゲストプロフィール

森元美代治氏

NGO IDEAジャパン代表。1938年鹿児島県奄美大島生まれ。中学3年でハンセン病と診断され、国立奄美和光園に入所。大学進学のため東京・多磨全生園に転園し、慶応義塾大学に入学。卒業後、都内金融機関に就職するが、ハンセン病の再発により全生園に再入園。99年、東京地裁ハンセン病訴訟原告団事務局長となる。2002年、全生園を退所。04年、ハンセン病患者・回復者・支援者の国際ネットワークIDEAの日本支部として、IDEAジャパンを設立。

ドリアン助川氏

作家、朗読者、ヴォーカリスト。2013年に発行した小説『あん』(ポプラ社)でハンセン病回復者の生き方を描いている。同著は15年に河瀬直美の監督で映画化され45カ国で公開され、英・仏・独語など5カ国語で翻訳された。他、著書に『メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか』(文春文庫)、『花鯛』(文藝春秋)、『ゲーテのコトバ』(幻冬舎)、『バカボンのパパと読む「老子」』(角川SSC新書)など多数。現在、語りの道化師として各地でライブ活動を展開。1月29日に新刊『あなたという国 ニューヨーク・サン・ソウル』(新潮社)発刊。

中江有里氏

女優、作家。大学の卒業論文で北條民雄を取り上げるなど、ハンセン病文学に造詣が深い。2002年、「納豆ウドン」で第23回BKラジオドラマ脚本懸賞最高賞を受賞し脚本家デビュー。著書に『結婚写真』(小学館文庫)、『ティンホイッスル』(角川書店)、『ホンのひととき 終わらない読書』(毎日新聞社)。現在、NHK『ひるまえほっと』中江有里のブックレビュー、フジテレビ系『とくダネ!』にコメンテーターとして出演。「東京新聞」「北海道新聞」では読書エッセイを連載。「信濃毎日新聞」書評委員。

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