ウィリアムズ症候群の子どもが楽しむ音楽キャンプ不要になった歯科撤去金属で難病児とその家族を笑顔に

日時:2016年4月30日(土)~5月1日(日)
場所:BumB 東京スポーツ文化館(東京都江東区夢の島2-1-3)
日本財団は、歯科医師によるチャリティ活動「TOOTH FAIRYトゥース フェアリー(歯の妖精)」プロジェクト(公益社団法人日本歯科医師会協力)に寄せられた歯科撤去金属(金・パラジウムなど)のリサイクルで得た寄付金を活用し、ウィリアムズ症候群(※)の子どもとその家族のためのミュージックキャンプ実施を支援します。 今回実施するミュージックキャンプでは、先行するアメリカの音楽療法や教育方法を日本の子ども向けに合わせて実施します。ウィリアムズ症候群の子どもが受け入れやすい音楽プログラムにより、作業療法士や音楽療法士、音楽インストラクターらの指導のもと、共に新しい課題に挑戦し、周囲の人たちと協力する過程を通じて、患児の生活力を高め、精神的、社会的な自立の機会を促すことを目的に開催いたします。 また、ウィリアムズ症候群は矯正歯科の保険対象となる特定疾患であるため、TOOTH FAIRY協力パートナーの日本歯科医師会から専門医を派遣し、口腔ケアの啓発や歯科健診などの歯科医師によるボランティア活動の実施も予定しています。
  • ウィリアムズ症候群は、23対の染色体のうち、7番目の染色体上にある一部の遺伝子が欠ける遺伝子疾患です。発現の程度に個人差がありますが、性格は人懐っこく社交的で、音楽的才能に恵まれているケースが多くみられます。一方、先天性の心臓病や、歯の奇形・欠如などの医学的な問題を抱えており、手先が不器用、数の計算や空間認識が苦手な傾向があります。

キャンププログラム概要

場所 BumB 東京スポーツ文化館(東京都江東区夢の島2-1-3)
参加者数 34組(3歳~42歳)
プログラム
2016年4月30日 9:00〜20:30
タレントショー(19:00〜20:00)
2016年5月1日 7:00〜19:00
ファイナルショー(17:10〜18:40)
米国でウィリアムズ症候群をサポートするWilliams Syndrome Association (WSA)との連携、音楽療法のほか、リズミカルな音楽を用いて動作を促したり、数字を歌で扱うなど、作業療法、理学療法、言語療法において、音楽を使用して子どもたちの成長を促します。

関連リンク

お問い合わせ

「TOOTH FAIRY(歯の妖精)」プロジェクト
担当
小村
電話
03-6229-5171