小児(1型)糖尿病児のためのキャンプを全国で開催歯科合併症をおこしやすい子どもの歯を救う歯科医ボランティアも活動 ~「TOOTH FAIRY」プロジェクトによる支援活動~

TOOTH FAIRYロゴ
日本財団は、歯科医師による社会貢献活動「TOOTH FAIRY(歯の妖精)」プロジェクトに寄せられた歯科撤去金属(金・パラジウムなど)のリサイクルで得た寄付金を活用し、重い障害のある子どもや難病児の支援を行っています。プロジェクトの一環として公益社団法人日本糖尿病協会の主催により、小児(1型)糖尿病※の子どもを対象としたサマーキャンプを全国で実施いたします。 このサマーキャンプでは、子どもたち同士が交流を楽しみながら、インスリン自己注射や食事制限といった生活上の自己管理方法や糖尿病についての正しい知識を学んで身につけます。
写真:自己注射の様子
仲間とともに病気について知り、自己注射を学ぶ
また本事業は、寄付によるキャンプ開催のみではなく、ボランティア歯科医師による口腔ケア啓発活動を同時に行うことも特徴の一つです。糖尿病児は、合併症として歯周病になりやすいといわれ、歯科医師が口腔健診や講話を通して、歯の健康を子どもたちに伝えます。昨年のキャンプは、全国51箇所で約1,100名の糖尿病児が参加しました。
  • 1型糖尿病は、生活習慣に起因する2型と異なり原因が解明されておらず、生涯にわたりインスリン注射が必要となります。また、小児人口1万人につき、1.5人という発症率の低さから、周囲の無理解や孤立感に悩む姿が多くみられます。

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お問い合わせ

「TOOTH FAIRY(歯の妖精)」プロジェクト
担当
小村
電話
03-6229-5171