ミャンマー南東地域 復興支援事業竣工式紛争被害から復興への第一歩

日時:2017年3月10日(金)9:00~10:00(現地時間)
場所:ミャンマー・カレン州レイ・ケイ・コー(Lay Kay Kaw)村
日本財団は2017年3月10日、少数民族武装勢力グループの支配・影響が及ぶミャンマー南東地域カレン州のレイ・ケイ・コー村で、復興支援事業の竣工式を行います。 レイ・ケイ・コー村は復興支援事業の対象地域の1つで、このたび住居100軒の建設が完了しました。 日本財団はミャンマーの和平の実現に協力するため、2012年よりミャンマー政府、少数民族武装勢力グループ、日本国政府と連携し、和平の促進や食料支給など人道支援(約20億円相当)を実施しています。 2016年3月1日からは、ミャンマー政府、カレン州政府、カレン民族同盟(KNU)やカレン民族解放平和評議会(KPC)などの少数民族武装勢力グループから更なる要請を受け、外務省資金(約10.8億円)を活用して同武装勢力グループの支配・影響が及ぶ地域の紛争被害者を対象に復興支援事業を実施しています。 同事業はミャンマー政府、同武装勢力グループの合意を得て両者が協働して実施する事業であり、同地域の復興支援事業としては最大規模かつ日本政府資金としても初の復興支援事業です。 竣工式にはミャンマー政府、少数民族武装勢力、日本大使館、ミャンマー国民和解担当日本政府代表、その他事業関係者が臨席を予定しています。

参考:復興支援事業概要

支援開始 2016年3月1日
対象地域 少数民族武装勢力グループであるカレン民族同盟(KNU)やカレン民族解放平和評議会(KPC)の支配・影響が及ぶ地域(カレン州、モン州、タニンダリー地域)
事業内容 住居建設(1,250軒)、学校建設(7校)、ヘルスクリニック建設(3施設)、ヘルスケアセンター建設(1施設)、橋建設(1本)、井戸建設(5件)

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