HEROs AWARD 2017 受賞者決定、宮本恒靖(サッカー)がHEROs of the year社会のためにスポーツマンシップを発揮した選手やチームを表彰し、アスリートの社会貢献活動を促進させるアワード
アスリートの社会貢献活動を表彰する「HEROs AWARD 2017」の受賞者が12月11日に決定、グランドハイアット東京で授賞式が行われました。
HEROs AWARDは、アスリートの社会貢献活動を促し、様々な社会問題を解決する動きを加速させ、ソーシャルイノベーションの輪を広げていくことを目的に、日本財団が2017年10月30日に創設した「HEROs Sportsmanship for the future」プロジェクトのひとつです。受賞者は日本財団が任命した選考委員により決定、プロジェクトに寄せられた寄付金から活動奨励金が贈呈されます。
授賞式は民間資金で開催され、日本財団が協力を求めたトップアスリート「日本財団HEROsアンバサダー」の出席のもと行われました。
賞の目的
アスリートや、競技団体・チーム、NPOが実施する「スポーツの力を活かした、ソーシャルイノベーションの推進」活動を表彰することで、社会とつながるスポーツマンシップがいかに発揮されているのか、社会におけるスポーツの力を「社会に可視化」していくことを目的としています。
選考委員
香取慎吾(タレント)、中井美穂(アナウンサー)、中江有里(女優・作家)、藤沢久美(シンクタンク・ソフィアバンク代表)、松井一晃(Sports Graphic Number編集長)、松田裕雄(Waisportsジャパン代表取締役)、間野義之(早稲田大学スポーツ科学学術院教授 博士)
HEROs of the year
スポーツの力を活かした社会貢献活動のモデルにふさわしい、もっとも優れた「アスリート」をHEROs AWARDから1事業を選出して表彰。
宮本 恒靖(みやもと つねやす)
プロフィール | 1977年生まれ。元プロサッカー選手。日本代表では、各世代でキャプテンを務めチームを牽引。子どもの教育問題に関心が高く、NPO法人KIDS SAVERのプロポーザーとしても活動。 |
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プロジェクト名 | マリモスト(小さな橋) |
活動内容 | 内戦により分断されたボスニア・ヘルツェゴビナのモルタル市のスポーツアカデミー「マリモスト」を拠点に、大人も子どもも含めた現地の住民が安心して交流できる場・機会の提供を目指す。 |
活動開始時期 | 2014年~(継続中) |
HEROs AWARD
スポーツの力を活かし優秀な社会貢献活動を行った「アスリート」「チーム・リーグ」「NPO」を表彰。アスリート部門:4名、チーム・リーグ部門:1団体、NPO部門:1団体を選出
<アスリート部門>
アスリートが自発的・主体的に取り組んでいる社会貢献活動を対象とします。
宮本 恒靖(みやもと つねやす)
プロフィール | 1977年生まれ。元プロサッカー選手。日本代表では、各世代でキャプテンを務めチームを牽引。子どもの教育問題に関心が高く、NPO法人KIDS SAVERのプロポーザーとしても活動。 |
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プロジェクト名 | マリモスト(小さな橋) |
活動内容 | 内戦により分断されたボスニア・ヘルツェゴビナのモルタル市のスポーツアカデミー「マリモスト」を拠点に、大人も子どもも含めた現地の住民が安心して交流できる場・機会の提供を目指す。 |
活動開始時期 | 2014年~(継続中) |
アンジェラ・麿紀・バーノン(あんじぇら まき ばーのん)
プロフィール | 1980年生まれ。日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれる。モデルやパーソナリティとしても幅広く活動するカリスマサーファー。認定NPO法人Ocean’s Love 副理事長。 |
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プロジェクト名 | Ocean’s Love |
活動内容 | 知的障害を持つ子どもの理解促進と子どもたちの自立支援。知的な障害がある子どもに「自信と自立」を与え、健常者との心のバリアを取り除き、ノーマライゼーションを推進する。 |
活動開始時期 | 2005年~(継続中) |
鳥谷 敬(とりたに たかし)
プロフィール | 1981年生まれ。阪神タイガースに所属するプロ野球選手。ベストナイン6回選出、ゴールデンクラブ賞4回受賞。他数々の記録を保有している。 |
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プロジェクト名 | RED BIRD Project |
活動内容 | フィリピンのスモーキーマウンテンを中心に東南アジアの子ども達に靴と文房具を提供。靴の累計寄付数は18,000足。また、情報発信を通じて日本の子どもたちへの啓発活動も行っている。 |
活動開始時期 | 2015年~(継続中) |
坂本 博之(さかもと ひろゆき)
プロフィール | 1970年生まれ。元プロボクサー。幼少時に両親が離婚し、親類の家、養護施設で育つ。日本ライト級、東洋太平洋ライト級王座を獲得。現在は東京都荒川区にSRSボクシングジムを開設。 |
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プロジェクト名 | こころの青空基金 |
活動内容 | 児童養護施設の子ども達を対象に、ボクシングによる交流を通じて子ども達が将来への道を切り開いてもらうきっかけをつくっている。他のボクサーと一緒に、年間40~50回ほど全国の児童養護施設を訪問。 |
活動開始時期 | 2000年~(継続中) |
<チーム・リーグ部門>
チーム・リーグが主体となって、競技、スポーツに関連する資産等(選手、チーム、スタジアム等)を活かして行う社会貢献活動を対象とします。
福島ユナイテッドFC
プロフィール | 福島県福島市・会津若松市をホームタウンとする日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するサッカークラブ。(所属ディビジョン:J3) |
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プロジェクト名 | 風評被害払拭活動「ふくしマルシェ」 |
活動内容 | 東日本大震災による農作物の風評被害に対して、安心・安全であることを福島のプロサッカーチームとして発信。福島県の農産物を販売する「ふくしマルシェ」の開催、農家と連携した果物栽培等を行う。 |
活動開始時期 | 2014年~(継続中) |
<NPO部門>
NPOが主体となって、スポーツの力を活かして行う社会貢献活動を対象とします。
一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会
プロフィール | 本来スポーツが持っている「息抜き」「楽しみ」「余剰エネルギーの発散」という本質に立ち戻り、「新しいスポーツを創る」ことに挑戦している。ゆるスポーツという「21世紀の新しいスポーツ」を世界に届ける。 |
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プロジェクト名 | ゆるスポーツ |
活動内容 | 社会課題×アイデア=「ゆるスポーツ」という図式で、社会課題を解決する仕組みを構築。年齢、障害の有無に関わらずスポーツを楽しめる仕組みや、社会課題を解決する独自スポーツの開発を行う。 |
活動開始時期 | 2015年~(継続中) |
関連リンク
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日本財団 コミュニケーション部
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- FAX
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