日中交流に100万ドルを寄付中国出身実業家Channing Bi氏と日本財団が署名
日本財団は、中国出身実業家 チェン・ビー(Channing Bi)氏より100万ドル(約1億1千万円)の寄付をいただき、4月15日(月)に寄付金による事業実施の覚書を交わしました。
今回、日本財団の長年に亘る国内外の活動および、「笹川日中友好基金」を通じた日中交流事業の実績が評価され、チェン・ビー氏より寄付の申し出をいただきました。日本財団は本寄付により、東洋文化と西洋科学の融合を通じた人類の発展を目的とした次世代教育、日中文化交流等の事業を行う予定です。

署名式の後、チェン・ビー氏は寄付金で実現したいプロジェクトについての思いを語ってくれました。
「私は中国と日本の間で交流が深まることを望んでいます。交流が進むことで、お互いに理解が深まります。日本財団は中国と日本の交流において多くの実績を持っているため、私の寄付をそのような交流活動の一つにしてもらいたいと考え今回寄付をいたしました。
今回の来日は私の家族を連れてきていますが、子どもたちが大きくなったら両国の交流に参加して欲しいと思っています。また、仏教と自然科学の融合を図るような研究を援助したいとも思っています。今回の寄付はあくまでスタートで、これからも継続していきたいと考えています。」
当財団でのプロジェクトの具体的な内容が決まりましたら、あらためてご報告いたします。
Channing Bi(チェン・ビー)氏 プロフィール
アイルランド在住の実業家、1966年中国生まれ。
2004年に中国から米国へ渡り、米国と英国において事業の成功を収め、現在は英国を事業活動の拠点とし、投資家として幅広く事業を展開しています。

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