日本財団「18歳意識調査」第19回 テーマ:メディアについて


日本財団は9月中旬、「メディア」をテーマに19回目となる18歳意識調査を実施しました。若者のテレビ離れが指摘される中、回答者1000人のうち80%以上がテレビから必要な情報を得ていると答え、ソーシャルメディアやニュースサイト(いずれも40%台)を大きく上回っています。
テレビは「情報の信頼度」、「中立・公平で偏りがない」でもトップを占め、購読者の落ち込みが目立つ新聞も「詳細な説明がされている」で1位、信頼度や中立・公正でもテレビに次いで2位の評価を受けています。
一方で90%以上がLINEやTwitterなどSNSを利用する一方、利用者の3人に2人弱がその情報の内容について「真偽を確かめたことがある」と答えています。全員を対象にした質問でも80%以上が「インターネット上の情報を虚偽だと感じたことがある」とする一方で、4人に1人以上が「真偽を確かめずに情報を拡散したことがある」と回答。社会問題化しているフェイクニュースに関する法整備について過半数が必要と答え、「必要はない」は約10人に1人に留まっています。
18歳意識調査 第19回テーマ「メディア」についてのポイント
- 情報源 1位テレビ82.1%、2位ソーシャルメディア47.3%、3位ニュースサイト45.1%
- 情報の信頼度
1位テレビ26.2%、2位新聞25.7%、3位ラジオ10.0% - 91.9%がSNSを利用、65.2%が情報の真偽確かめたことあり
- インターネット上の情報を虚偽と感じたことがある 84.1%
- フェイクニュースに対する法整備 必要56.6%
18歳意識調査 第19回テーマ「メディア」について報告書
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