日本財団 × リバプールFC財団 パートナーシップ締結を発表社会課題解決にサッカーを活用するLFCメソッドで、国内の子ども向け教育プログラムを開発

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締結セレモニー後、場所を変えて実施されたフォトセッション。左からリンダ ヘンリー(リバプールFC共同オーナー)、遠藤 航(リバプールFC所属、サッカー日本代表キャプテン)、笹川 順平(日本財団 理事長)、マット パリッシュ(リバプール FC 財団 CEO)

日本財団はこの度、サッカーのイングランド・プレミアリーグに加盟するリバプールFCが設立したリバプールFC財団(英国リバプール市、CEO マット・パリッシュ)とのパートナーシップを締結。子どもたちを無料招待する慈善試合の開催、スポーツを活用した子ども向け教育プログラムを開発・実施することとなりました。

困難を抱える子どもたちの支援や教育・体験機会の格差是正等に取り組んできた当財団と、サッカーを活用した不登校や引きこもり児童への教育、若者や難民の就業トレーニング支援等、多岐にわたる社会的な取り組みを、自国をはじめ各国で実施してきたリバプールFC財団が連携することで、各々の強みやリソースを活かした事業を実施します。第1弾の取り組みとして2025年度は、日本の子どもたちを主な対象として、観戦やエスコートキッズに招待する慈善試合の開催(※)、さらに、サッカーを活用したリーダーシップ教育プログラムを開発し、指導者を育成しながら年間約1万人に展開する予定で、今後アジア各国に拡大していくことを目指しています。

  • 協定式翌日の7月30日(水)に開催されるリバプールFCと日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の横浜F・マリノスが対戦する「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団」も、この連携協定の一環で実施する慈善試合です。事業について協議する中、リバプールFC側が来日することとなり実現しました。夏季休暇に合わせて開催する本試合には、児童養護施設や当財団が全国展開している「第三の居場所」を利用する子どもたち、ウクライナ避難民等、3,000名を無料招待します。
画像「日本財団 × LFC財団の協定概要」。画像上部に「日本財団 × LFC財団 協定概要」「約1万人の子どもたちに向けた リーダーシッププログラムの開発」。画像左側に日本財団ロゴマーク、その下に「強み:国内外のNPO・企業・行政との豊富なネットワーク」「 ・60年以上の社会課題解決の知見、・約10万の社会貢献事業に対し、累計約2兆円を助成、・子ども第三の居場所248拠点を含む、数々の子ども支援実績」の文字。画像右側に LFC財団ロゴマーク、その下に「強み:LFCメソッドを活用した教育支援活動の知見 」「・1年で約13万人の支援実績 (2024)、・199校、1万8,500時間以上の教育プログラムの実施、・1万3,000人以上に及ぶ教育関連事業を含む国際的支援活動」の文字。
日本財団 × LFC財団の協定概要

登壇者コメント(一部抜粋)

リバプールFC財団CEOマット パリッシュ(Matt Parish)

「日本財団とパートナーシップを結び、日本の若者たちに新たな機会を提供できることを大変嬉しく思います。本プログラムに参加する皆さんに、素晴らしい成果がもたらされることを楽しみにしています。日本での国際的な取り組みを広げられることは非常に素晴らしいことであり、今後も日本財団と緊密に連携していけることを心待ちにしています」

リバプールFC財団CEOマット パリッシュ(Matt Parish)

日本財団 理事長 笹川 順平

「リバプールFC財団と開発するプログラムの目的は、子どもたちにサッカーを教えることではありません。サッカーを通じて物事をポジティブにとらえ、チームワークの重要性を学び、いずれ社会を変えるリーダーに成長して欲しいと願って開発するものです。世界的なチームと繋がる経験から、子どもたちには自信とプライド、そして夢を持っていただければと思います」

日本財団 理事長 笹川 順平

リバプール FC 財団について

英国プレミアリーグに加盟するリバプールFCが 2002年に設⽴したクラブ公式の慈善団体。「You’ll Never Walk Alone」をテーマに、子供や若者に人生を変える機会を提供する取り組みを国内外で実施。

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