日本財団「新型コロナウイルス感染症対策整備支援(日本小児総合医療施設)」事業募集のご案内
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応において、変異種による新たな感染拡大が危惧されるなか、新型コロナウイルスは抜本的な治療法の確立あるいはワクチンによる集団免疫の獲得等がない限り今後数年は対応が必要な状況であり、全年齢において感染者数が増加した場合には、ワクチン未接種の小児が占める割合が増加し、小児の中等症や重症例が増えることが予想されます。
そのため、日本財団では、今後の社会秩序を維持し、新しい生活様式のなかでの人々の笑顔や安心安全を守るため、日本小児総合医療施設向けに新型コロナウイルス感染症対策の整備に対する支援を行います。
対象団体
日本小児総合医療施設協議会の会員施設であり、次の項目に該当すること。
- 小児の新型コロナウイルス感染症患者の受け入れを積極的に行う医療機関であること
- 感染症対策を強化し、今後発生する可能性のある感染症禍においても社会秩序を維持することに意欲的であること
- 感染症禍における小児医療現場の知見を他の医療機関等と共有することに意欲的であること
- 日本財団等の広報活動に協力いただけること
募集期間
2022年5月31日(火)まで(必着)
審査期間
申請書を受領次第、2022年6月30日までを目途に随時審査を行います。
採択通知・契約書等の発送
2022年7月中旬までを目途に随時採否の結果(内示)をお知らせし、契約手続きを行います。
- ※ 内示以前の採否のお問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください
事業期間
2022年8月1日~2023年7月31日まで(原則1年間)
- ※ 決定の時期によって前倒しすることがあります
対象の事業
医療、看護体制を強化するための以下の整備について支援するもの。
- 小児に関する感染症の対応を行うための資機材や消耗品の整備ならびに施設改造費等
- ※感染症対策医療機材、PPEの購入、陰圧室の整備、ゾーニングの改良等
- 小児患者の心のケア、学習環境の整備のために必要な物品等の整備費支援
- ※陽性患者とのリモート面会のための機器、心のケアのための玩具等
支援金額
1施設あたり原則1,000万円程度
- ※ 上限の設定は致しませんが、優先度の観点から減額して決定することがあります
対象経費
機材整備費、施設改装費、車両整備費、消耗品費など
- ※ 経常的な経費(人件費、家賃、諸経費等)は原則対象外です
- ※ 本支援により導入しようとする資機材やシステム等の初度利用料及び事業期間内のレンタル料は、例外的に対象とします
- ※ 申請時に整備対象に関する見積書をご提出いただきます(消耗品を除く)
- ※ 日本財団による事業完了の確認のための監査(書面または実地)の受入を行っていただきます
事業実施の流れ
(団体)申請書類の送付 → (日本財団)審査 →(日本財団)審査結果のお知らせ →(日本財団・団体)契約書の取り交わし →(日本財団)支援金のお支払い→(団体)整備事業の実施 →(団体)事業完了報告書のご提出 → (日本財団) 監査の実施 → 終了
以下について、守られない場合、事業決定の取消と支援金を返還いただく場合がございます。
- ※ 事業の実施完了後、「事業完了報告書」を提出いただくこと
- ※ 決定時にお送りする契約書およびガイドブック等の内容を遵守すること
- ※ 整備品については、ステッカー等によって日本財団からの支援による整備であることを明示したうえで、写真等にて報告を行うこと
審査基準について
- 日本小児総合医療施設協議会に加盟していること
- 小児医療に特化した内容であること
- 新型コロナ感染症患者及びその他の感染症禍における患者の受入能力向上に効果的な内容であること
申請方法
申請書類に関しましては、JACHRI(一般社団法人 日本小児総合医療施設協議会)を通じてお配りします。
申請先メールアドレス:iryo_ct@ps.nippon-foundation.or.jp
メール件名:【申請】日本小児総合医療施設(医療施設名)
- ※ (医療施設名)に医療施設名を記載ください。
関連リンク
お問い合わせ
日本財団 災害対策事業部(日本小児総合医療施設)
- メールアドレス:iryo_ct@ps.nippon-foundation.or.jp