2024年度よりそい奨学生から近況が届きました(後編)
2024年度よりそい奨学生から近況が届きました。
コメントの一部を抜粋してご紹介いたします。
学校生活では、自分の進路に向けて、しっかりと授業を受けたり、放課後の部活動を友達と楽しく取り組めています。母が病気のため、学校を辞めて働いたほうがいいのかと考えたこともありました。でも奨学金のおかげで勉強と部活動を両立しながら家のことも手伝ったりしています。健康面では運動部に所属して、体力をつけるためにトレーニングをしたり、全身で体を動かすので、食事や睡眠をたくさん取ることができています。風邪もひかず、毎日元気に過ごすことができています。(高校生)
父がなくなってすぐの頃は外出もままならず、毎日部屋の天井を眺めて過ごす毎日でしたが、学校が始まり、給付金の申請が過ぎてから少しずつ元の生活に戻れるようになりました。周りの人が支えてくれたおかげで授業やサークル活動にも精力的に取り組めるようになりました。母も給付型奨学金がおりたことに安心しており、新たな目標を見つけ家族で頑張っています。完全に立ち直ったとは言えませんが、今しかない大学生活を楽しむことに気持ちを向けていこうと思います。(大学生)
高校生活も3年目に突入しました。今日まで大きな怪我や病気もなく無事に進級できたことに安心しています。高校生にあがってからコロナ禍での制限も徐々に緩和され、平常時と同じように学校行事も実施されるようになりました。特に昨年度は体育祭や文化祭、修学旅行など今までにないほど充実した1年でした。受験生になる前の1年間を思う存分楽しみ、次の年への英気を養うことができました。私が何の気負いもなく学生生活を満喫できているのは奨学金の支援があってこそです。私を支えてくださっている皆さまにお礼を申し上げます。(高校生)
現在は大学のゼミ活動に集中しながら卒業論文の執筆に取り組んでいます。就職活動も順調に進み、第一希望の企業から内定をいただくことができました。以前発生した事故の影響で不安な日々もありましたが、周囲の方々のあたたかいサポートのおかげで、徐々に事故前の日常に戻りつつあります。事件の完全解決にはまだ時間がかかると思いますが、家族一丸となって乗り越えようと前向きな気持ちに変わりつつあります。奨学金により経済的な負担が軽減され、勉学や課外活動に専念できる環境となりました。感謝の気持ちとともに、今後も努力を続け、社会に貢献できる人材になりたいと考えています。(大学生)
これまでアルバイトで生計を立てていたのですが、事件に遭ったことでアルバイトに行くことができなくなり困窮していました。警察や支援センターから、奨学金制度を紹介してもらうなどのサポートを受け、現在は少し安定しています。3月に奨学金が振り込まれたことによって、今後の学生生活の目処が立ってきて、精神的にもゆとりが持てるようになりました。現在は毎日無遅刻、無欠席で大学に通い、少しずつ事件に遭う前の生活に戻れるように努力しています。(大学生)