HEROs AWARD 2018受賞者決定HEROs of the yearは、Being ALIVE Japan北野華子さんの「長期療養中のこどもにTEAMMATESとの『青春』を」
北野さん「一緒にこのように活動を取り組んで下さっているチームやアスリート、支えて下さっている医療関係者の方々、長期療養中のご家族にこの場を借りて、改めて感謝申し上げると共に、この活動をより広めていきたいです」と喜びを語りました。
HEROs AWARD 2018実行委員会は、12月17日(月)18時30分より、グランドハイアット東京(東京都港区)で「HEROs AWARD 2018」を開催いたしました。
「HEROs AWARD 2018」では、社会のため、地域のため、子供たちの未来のため、競技場の外でもスポーツマンシップを発揮している6つの活動が表彰されました。
HEROs FUNDへのご寄付は受賞者の活動拡大のためにも活用させていただいています。
「Ring of Red~赤星憲広の輪を広げる基金~」の赤星憲広さん(プロ野球)
「HEARTS of GOLD」の活動を行う有森裕子さん(マラソン)
AEDを使用した一次救命の輪を広げる活動「ATHLETE SAVE JAPAN いのちの教室」の飯沼誠司さん(ライフセービング)
「長谷部誠 ユニセフを通じて世界の子どもたちを支援」の長谷部誠選手(サッカー)※シーズン中のため欠席
「浦和レッズハートクラブ×バーンロムサイ」の浦和レッズ(サッカー)
甲乙つけがたい素晴らしい活動ばかりで、審査委員会は白熱。締め切り時間を超える激論の末のHEROs of the yearの決定となりました。
表彰式の司会を務めたのはHEROsアンバサダーの大林素子さん(バレーボール元日本代表)と、MCの鮎貝健さん。
イブニングドレスやタキシードに身を包んだ華やかなアスリートたちが多数参加して、受賞者を祝福しました。
Being ALIVE Japanは難病などと闘っている子どもたちが、Bリーグ所属クラブや、大学野球部に入団。
練習に参加したり、ベンチ入りするなど、TEAM MATEとしてシーズンを過ごすという、世界でも初めての取り組みです。
入院や治療生活をはじめ、身体的な理由によって限られてしまう青春。医療者や家族だけでは創りだせないこどもたちの青春をTEAMMATES(仲間)とともに創っていくことを目的としています。
TEAMMATESの存在は長く続く療養生活の支えだけではなく、こどもたちの人生の糧になること、競技を超えた広がりが期待できるほか、アスリートにとっても学びの場になることが評価されました。
団体代表の北野華子さん自身、長期療養の経験者で、「『もう一度走りたい』という思いが治療を頑張るモチベーションだった」といいます。
『難病だから出会えた仲間、と病気をポジティブにとらえてもらう瞬間が必要』いう言葉が印象的でした。
表彰式に続き、HEROsアンバサダーが主催したアスリートの交流会には、AWARDに参加した60名以上のアスリートが競技を超えて交流。東俊介さん(ハンドボール元日本代表)、根木慎志さん(車イスバスケット元日本代表)らが場を盛り上げてくれました。
アンバサダーの1人である中田英寿さん(サッカー元日本代表)は、「現役時代は他の競技興味があっても知る機会がなかった。社会貢献したいという思いがあっても何して良いか分からないという選手もいる。HEROs AWARDという場が、そうした選手たちの解決の場になっていくと思います」と、語りました。
HEROsチーム 長谷川隆治