HEROs AWARD 2018受賞団体 浦和レッドダイヤモンズ 浦和レッズハートフルサッカー inアジア2019を開催

HEROsでは、皆さんから寄せられた寄付金を活用し、スポーツの力を有効に活用して子どもたちの支援を進めています。
今月は、HEROs AWARD 2018の受賞団体である浦和レッズハートフルクラブが4月に実施した「浦和レッズハートフルサッカー in アジア2019」についてお届けします。


HEROsではアスリートやスポーツの力を活用した優秀な社会貢献活動を表彰するHEROs AWARDを開催しております。
2018年度に受賞した団体の一つとなる浦和レッドダイヤモンズは埼玉県さいたま市をホームタウンとするJリーグに加盟するプロサッカークラブです。
浦和レッズのホームタウン活動の一つである「浦和レッズハートフルクラブ」では、サッカーという素晴らしいスポーツを通じ、多く子どもたちに「おもいやり」「楽しむ」「一生懸命」の3つの「こころ」を伝える活動を行っています。

当初はホームタウンでの活動が中心でしたが、ACLへの出場を契機に、アジアの国々の子どもたちにサッカーを通してスポーツの楽しさを届けるため「ハートフルサッカー in ASIA」を実施しています。この活動では、タイ、インドネシア、ミャンマー、ベトナム、ブータンなど過去10年間で延べ27か国40都市以上を訪問し、8000人以上の子どもたちと「こころの交流」を行ってきました。

HEROs AWARD 2018を受賞した活動は、タイにあるHIV/エイズに感染した孤児たちの生活施設「バーンロムサイ」での活動です。
当時はHIV/エイズ感染者への偏見や差別が強く、村と施設との交流は全くありませんでした。しかし、浦和レッズハートフルクラブが村の子どもたちとバーンロムサイの子どもたちに、継続的にサッカーを教えたことによりHIV/エイズへの差別偏見が払拭されるきっかけを作りました。

今回は、そのバーンロムサイを訪問し、ハートフルサッカーとHEROs AWARD 2018受賞の報告をしました。バーンロムサイの子どもたちとナンプラー村の子どもたち計38名がハートフルサッカーに参加し、サッカーを通して仲間を信頼しおもいやるこころ、お互いに楽しむこころ、何事も一生懸命にやるこころを育みながらみんなで大切な時間を共有していました。その様子からも地域住民の理解が進んでいることを改めて認識しました。

今回のバーンロムサイでの活動で全体のコーチをつとめた伊藤健太コーチは「みんな元気に一生懸命、おもいやりを持ってサッカーをやってくれたので、すごく良い時間を過ごすことができたと思います。これからも浦和レッズハートフルクラブとバーンロムサイが良い活動をお互い協力しながらやっていけることを願っています。」と話していました。
バーンロムサイとの関係はもちろんのこと、これからも浦和レッズハートフルクラブの「こころ」を伝えるサッカーを、国内外の多くの子どもたちに伝えてほしいと思います。

ハートフルサッカーはまさにスポーツマンシップがスタジアムの外でも発揮されている事例であり、今後の取り組みからも目が離せません。

ハートフルサッカー in ASIA 2019の様子はInstagramでもご覧いただけます。
子どもたちが笑顔でサッカーに取り組む様子を是非ご覧ください!

写真:サッカーをする子どもたち
サッカーを通して「こころ」を学ぶ子どもたち
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子どもたちがHEROs AWARDのトロフィーに興味を持ってくれている様子
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子どもたちと集合写真、コーチの皆さんの表情から楽しさが伝わってきます!
寄付の状況 2022年9月末現在 
1億8,095万3,302円

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