山本隆弘さんが「T-FIVE CUP2023 東北大会」で プラスチックごみ問題啓発に取り組む

写真:HEROsアンバサダーを務める山本隆弘さんが選手に向けて話している様子

HEROsアンバサダーを務める山本隆弘さん(一般社団法人T-FIVE VOLLEYBALL代表理事)が主催するバレーボール大会『T-FIVE CUP』が2023年も開催されました。

山本さんのバレーボール人生の経験を活かし、次世代オリンピアンを目指す子供たちの育成を目的として開かれている本大会。競技力はもちろんのこと、社会や人のためにスポーツのチカラを活用する素養を小学生の内から身に付けてもらい、これからの時代をリードするアスリートになってほしいという思いが込められています。

今年度の大会では、社会に目を向ける一環として「プラスチックごみ問題の啓発」にチャレンジ。小学生選手たちが会場で社会課題であるプラスチックごみ問題について学びます。

2023年9月16日・17日に行われたT-FIVE CUP 2023 東北大会では、1.プラスチックごみ問題を知る講習会、2.ゴミの分別体験を実施しました。

1.プラスチックごみ問題を知る講習会

写真:服部雄一郎さんが選手に講演を行っている様子

元・葉山町役場ごみ担当職員でゼロ・ウェイストな暮らしを実践する服部雄一郎さんを講師に迎え、プラスチックごみについて学びました。

「自分たちの身の周りにあるプラスチックを探してみよう!」

着用しているユニフォームやシューズもプラスチックだと知り驚く子どもたち。
ごみの行方やプラスチックごみが与えるであろう影響について学び、意識を高めていきます。

「ごみを減らして地球に優しい生活を送るために、わたしたちはどんなことができるかな?」

分別を徹底したり、物を大切に使い続けたりすることの大切さを学びました。

写真:真剣に話を聞く約100名の選手たち

2.ゴミの分別体験

実際に学んだことを次は会場で実践です。ごみの分別コーナーで頭を悩ませながら仕分けをしてごみを捨てる子どもたち。

写真:ごみの分別を行う選手たち

また会場内には、プラスチックごみ問題を知るコンテンツを設置。選手はもちろん、保護者も一緒にごみが取り巻く問題について一緒に考える二日間となりました。

HEROsでは、社会課題解決に取り組むアスリートの輪が広がっています。