日本財団職員による現場レポート:令和6年能登半島地震への支援(1月10日)

日本財団災害対策事業部です。

能登半島地震の被災地に入り一週間が経ちました。日本財団は地震被害の甚大な能登半島突端の珠洲市にて支援活動に取り組んでいます。
熊本地震を遥かに超える犠牲者を数える大災害になってしまいました。救援活動の遅れは山の多い半島の道路事情も大きく影響しております。

日本財団による活動初期は、重機操作に長けた技術系NPOと連携して以下の人命に関わる公的な活動のサポートを行いました。

  • 救急車などの緊急車両を通すため、倒壊家屋などの瓦礫撤去
  • 孤立集落への土砂・倒木の撤去
  • 行方不明者の捜索

そして72時間を過ぎた頃から、以下の活動に取り組んでいます。

  • 道路啓開
  • 道路修復
  • 被災車両救出
  • 在宅避難者支援
  • 自衛隊風呂の設営支援

災害対策事業部の職員も、NPOと連携しながら重要とされるロジスティックに昼夜奮闘しております。

  • 日本財団は、阪神淡路大震災・東日本大震災以降、初動期から活動をともにし、5年以上の活動実績のある12団体と一昨年、連携協定を締結。連携協定締結団体は、今回の発災初期から各地域で活動を開始しています。
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財団職員も現場での支援に取り組んでいます。
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家屋倒壊等の被害の大きな災害では、重機を使った支援がかかせません。
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つかの間の休憩。公的機関・NPOと連携しながら支援活動に取り組んでいます。