日韓の相互理解、協力の強化に向けた活動

日韓の相互理解、協力の強化に向けた活動とは

日韓の相互理解、協力の強化に向けた活動とは、北東アジアの歴史と文化に対する相互理解の増進および地域の安全保障と経済協力の促進を目的として、1995年に韓国・ソウルにThe Asia Research Fund（アジア研究基金）を設立したことに始まります。以来、北東アジアにおける文化・歴史・安全保障・経済発展に関連する政策課題を対象とした「研究支援事業」と、日本および韓国の青少年・学生の交流を促進する「青年交流事業」という2つの公益事業を実施しているプロジェクトです。

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日韓の相互理解、協力の強化に向けて

日本財団は1995年、北東アジアの歴史と文化に対する相互理解の増進および、地域の安全保障と経済協力の促進を目的として、韓国・ソウルにThe Asia Research Fund（アジア研究基金）を設立しました。

設立以来、同基金は、北東アジアにおける文化・歴史・安全保障・経済発展に関連する政策課題を対象とした「研究支援援事業」と、日本および韓国の青少年・学生の交流を促進する「青年交流事業」という、2つの公益事業を実施してきました。

「研究支援事業」は、政策的に重要と判断される学術研究テーマに対し、研究機関や個人研究者を選定して研究を支援しています。

また「青年交流事業」では、主に東アジアの学生・青少年・ボランティア間の交流や協力事業を支援しており、とりわけ日韓両国の若者を対象とした交流事業については、継続的な関心をもって取り組んでいます。

2025年5月現在までに、研究支援事業は400件以上、青年交流事業は250件以上を支援しており、これらを通じて日韓関係のみならず、東アジア諸国間の協力と相互理解を深める研究と交流の基盤づくりに貢献してきました。

さらに、日韓両国における文化・政治・経済の発展を担う次世代リーダーの育成を目的として、2024年9月には「日韓未来ビジョンフォーラム」を立ち上げました。同フォーラムでは、両国の連携を通じた各国および世界の発展に資する施策について議論が行われました。

そして2025年6月には、日韓国交正常化60周年を記念し、より一層両国の発展に寄与するとともに、東アジアおよび世界の平和への貢献を目指すべく、フォーラムの開催を予定しています。本フォーラムを通じて、日韓間の政治・外交分野における次世代専門家の対話と協力の場を提供し、具体的施策の実現に向けたプラットフォームの構築を目指します。