日本財団・瀬戸内オーシャンズXとは
瀬戸内海に面した瀬戸内4県(岡山県、広島県、香川県、愛媛県)と日本財団が推進する、自治体を超えた連携体制のもと、閉鎖性海域である瀬戸内地域での海洋ごみ対策を進めるとともに、循環型社会を見据えた”瀬戸内モデル”を世界に発信していき、2025年までに瀬戸内海への新たなごみの流入を70%減らし、回収量を10%以上増やすことを目標とし、4県が囲む瀬戸内海の海洋ごみの全体量を減少傾向に転じさせることを目的としたプロジェクトです。
世界の海を、瀬戸内海から変えていく。
年々増加傾向にある海洋ごみの原因の一つとして、海で出たごみの多くは県や市町村を越えて移動するため、誰が、どのように回収するのか役割分担が不明確であることがあげられます。外海からの海洋ごみの流入が少なく、閉鎖的な海域である瀬戸内海においては、瀬戸内海のごみの大半は近隣から流出したものであるということから当事者意識をもった対策が取りやすいほか、モデル事例を構築するにあたり、山・街・川・海と全てのフィールドを網羅していることも大きな特徴です。
瀬戸内オーシャンズXでは主に1.調査研究、2.企業・地域連携、3.啓発・教育・行動、4.政策形成といった4本の柱を据えて、データに基づく対策の立案や、プラスチックバリューチェーンの構築、シチズンサイエンスなど様々な手法を用いて瀬戸内での海洋ごみ対策を進めていきます。
ニュース
上陸用舟艇・特殊車両・減容装置など活用 離島海岸に散乱する大型漂着ごみ1.2トンを一掃
⽇本財団は、広島県及び大竹市などと連携し、海洋プラスチックごみ削減施策の一環としてこの度、人の立ち入りや回収物の搬出が難しい離島海岸にある大量の漂着ごみを効率的に回収・処理することを目的とした実証事業を

海上災害防止機材など活用 河口部の散乱漂着ごみ10トンを一掃
⽇本財団は、海洋プラスチックごみ削減施策の一環としてこの度、清掃ボランティアの立ち入りや回収物の搬出が難しい河口部エリアにある大量の漂着ごみを効率的に回収・処理することを目的とした実証イベントを岡山市内

瀬戸内4県280の河川、約1,200kmの流域を一斉調査 海洋ごみ発生実態に関する記者説明会を開催
日本財団は、海洋プラスチックごみの発生抑制を目的に、2020年12月~2021年5月、岡山・広島・香川・愛媛の瀬戸内4県の中で人口が集中する280の河川・用水路流域において、海洋ごみの大規模な発生実態調

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日本財団 海洋事業部
- メールアドレス:kaiyo_info@ps.nippon-foundation.or.jp