「マンガと学び研究会」の開催〜マンガを通した世界発見プロジェクト〜

場所:日本財団ビル(東京都港区赤坂1-2-2)

日本財団は、マンガの持つ「楽しさ」「分かりやすさ」「共感力」に着目し、それらを教育・学習や社会問題の啓発に活用することを検討しています。

そこで、まず足がかりとして独自の研究会を設け、マンガと学びをとりまく現状や今後の展望について、有識者が意見を交換し、整理、研究します。研究会で出たアイデアをもとに、マンガと学び研究会の目的に沿った企画を具体化していきます。

日時
第一回
2014年11月11日(火)13:00〜15:00 *開催済
第二回
2014年12月16日(火)13:00〜15:00 *開催済
第三回
2015年1月20日(火)13:00〜15:00 *開催予定
場所 日本財団ビル会議室
主催 日本財団
議題
  1. マンガを活用した教育・学習の推進方法について
    1. 図書館、福祉施設等へのマンガの配架および活用方法
    2. イベント、コンクール等を通した読解教育
  2. 学びや社会課題の啓発につながるマンガ作品の選定/認定を通した発信方法について
    1. 「学べるマンガ」選書制度・方法
    2. 「学べるマンガ」の発信方法(ウェブサイト運営等)
研究会委員
委員長
里中満智子 マンガ家
委員
菊池健 NPO法人NEWVERY理事/事務局長
佐渡島庸平 株式会社コルク代表取締役社長
中村伊知哉 慶應義塾大学教授
藤本由香里 明治大学国際日本学部教授
細田尚子 毎日新聞MANTANWEB編集長
山内康裕 マンガナイト代表
ヤマダトモコ マンガ研究者/米沢嘉博記念図書館
森田盛行 全国学校図書館協議会理事長
森茜 日本図書館協会理事長

第一弾としては、日本の多くの場所に「学べるマンガ」が充実して置かれている状況をつくる方法を検討します。「学べるマンガ」へより多くの人がアクセスできるようにすることで、子どもにも大人にも「楽しい学び」の機会を提供します。

具体的には、専門チーム(選考委員)によって、「学べるマンガ」の選定基準決めや具体的な選定作業を行います。

あわせて「学べるマンガ」が各地で置かれ、読まれるためのさまざまな手法(セミナー、イベント、コンテスト等)を検討し、今後実施していく予定です。

マンガと学び研究会から、子どもたちが今よりマンガを手に取りやすく、楽しみながら学べる文化を発信していきます。

写真:研究会委員と笹川陽平会長

お問い合わせ

日本財団ソーシャルイノベーション本部

担当
本山 勝寛
メールアドレス
k_motoyama@ps.nippon-foundation.or.jp