【受賞のお知らせ】キッズデザイン賞優秀賞「TSURUMI こどもホスピス」難病児と家族を地域や社会とつなぐ場として評価

日時:2016年8月29日(月)
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TSURUMI こどもホスピス外観

日本初のコミュニティ型こどもホスピスとして、日本財団と株式会社ユニクロの支援により大阪・鶴見区に建設された「TSURUMI こどもホスピス」が、第10回キッズデザイン賞の地域・社会部門優秀賞となる「少子化対策担当大臣賞」を受賞しました。

キッズデザイン賞は、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動などを顕彰するもの。2016年度は503点の応募から297点が受賞。さらにその中から8作品に贈られる優秀賞の1つ、「少子化対策担当大臣賞」に、「TSURUMI こどもホスピス」が選ばれました。

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授賞式での記念撮影。中央が高場秀樹氏

8月29日に都内で行われた授賞式には、「TSURUMI こどもホスピス」を運営する一般社団法人こどものホスピスプロジェクトの高場秀樹理事長が出席。受賞について、「こうした機会を通じて、こどもホスピスという取り組みを知らなかった方々に、社会的な意義が少しでも伝わる機会が持てたことが何よりもうれしい。期待に応えられる秀逸な取り組みとなるよう、襟を正して進んでいきたい」とコメントしました。

受賞概要

受賞部門 地域・社会部門優秀賞 少子化対策担当大臣賞
作品名 TSURUMI こどもホスピス
企業・
団体名
一般社団法人こどものホスピスプロジェクト、大成建設株式会社一級建築士事務所
審査評 医療の進歩に伴い、難病を持つ子どもを在宅で看護するケースは増加傾向にある。このホスピスはこうした子どもの成長支援とその家族の看護負担軽減のために、緑豊かな立地を利用した6つの家とそれをつなぐ道で構成されたビレッジである。医療、教育、保育の専門家や地域ボランティアが個別のケアプランに基づいて支援を行う。広場は一般にも開放され、一般の子どもと共に遊び、家族どうしが日常的に触れ合う地域交流拠点としても機能する。難病を持つ子どもと家族、地域や社会を結びつける、開かれたホスピスとして高く評価した。

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