産経新聞「正論大賞」表彰式日本財団会長・笹川陽平にブロンズ像と賞金

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受賞のあいさつをする日本財団会長・笹川陽平

新型コロナウイルス禍で延期されていた第35回「正論大賞」の表彰式が9月17日、東京・紀尾井町のホテルで開催され、大賞に選ばれた日本財団会長・笹川陽平に、産経新聞の飯塚浩彦社長からブロンズ像と副賞(100万円)が贈られた。

菅義偉首相からも祝電が寄せられ、飯塚社長は「笹川会長はこれまでに126本にも上る寄稿で言いにくいことも言う姿勢を貫かれた」と功績を讃えた。これに対し笹川は挨拶で、憲法改正問題に触れ「改正というと何か“ちゃぶ台をひっくり返すような”話になる。ここは憲法修正という表現にしていただきたい」、「日本には2000年も続いてきた素晴らしい文化がある。世界の中で文化国家として(責任を)果たしていくべきだ」などと語った。併せて副賞を心臓病の子どもを救う「明美ちゃん基金」(産経新聞厚生文化事業団運営)に寄付する考えを明らかにした。

今回は笹川の正論大賞のほか、評論家・江崎道朗氏が正論新風賞、台湾の李登輝元総統が正論大賞特別賞に選ばれ、2月28日に都内で表彰式が行われる予定だった。しかし、コロナ禍で延期、出席者を大幅に絞って、この日の開催となった。李元総統は7月30日に97歳で逝去され、この日の表彰式で黙とうが行われた。

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