ストラディヴァリウス売却した基金で伝統芸能復興へ 津波で被災した川口神社に神輿や太鼓など支援 〜春の例祭、再開へ〜

2012年4月15日(日)10:00〜
川口神社本殿(宮城県亘理町)

日本財団は、川口神社(宮城県亘理町)に対し、祭事で使用する神輿・太鼓の購入費として約2千8百万円を支援。4月15日の春祭りで、目録の贈呈を下記のとおり行います。

当財団は昨年6月、バイオリン「ストラディヴァリウス」の売却金を受け、「地域伝統芸能復興基金」を創設。岩手・宮城・福島県などの伝統芸能団体に対し、同基金から道具や衣装の購入費用を支援しています。同神社を含め、これまで計95団体に総額3億2千万円程の支援を実施。1団体あたりの支援額としては同基金の創設後、過去最大規模となります。当日は本殿前で行われる神事で、渡邊光彦宮司に目録が贈呈されます。

川口神社春祭り…

亘理町荒浜地区にある同神社で1635年から続く例祭。重さ1tにもなる大神輿の担ぎ手が「よんにょす」という独特の言葉を発し、家々を練り歩きます。同神社は津波により本殿以外の建物が流失。神輿や太鼓はすべて被災したため、昨年の春祭りは開催できませんでした。今回は地元の漁業協同組合や仮設住宅4か所を回る予定。なお、神輿は修理に間に合わないため、八坂神社(宮城県仙台市)から借りて実施します。

1.日時

2012年4月15日(日)9:00〜10:00(神事)

  • 目録の贈呈は9:30頃を予定しています。
2.場所 川口神社本殿(宮城県亘理郡亘理町荒浜字水神190-1)
3.支援金額 27,778,200円
4.プログラム 目録の贈呈
川口神社 宮司 渡邊 光彦氏 挨拶
5.問い合わせ 日本財団 広報チーム 担当:宇田川 TEL.03-6229-5131

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