震災後初、女川町「復活!獅子振り披露会」15頭の獅子舞が合同で舞いを披露

2013年8月11日(日) 10:00〜12:30
女川町総合運動場・第二多目的運動場

日本財団まつり応援基金の支援を受けた宮城県女川町の伝統芸能「獅子振り(獅子舞)」の12団体が、下記のとおり「獅子振り披露会」を実施し、震災後初めて、合同で獅子舞を披露します。

女川町では伝統芸能「獅子振り」が盛んでしたが、東日本大震災の津波で、獅子頭や太鼓、笛、衣装など、獅子振りの道具すべてが流失しました。そこで、日本財団は、2012年9月に、獅子振りを行う団体によって構成される「女川町獅子振り復興協議会」(鈴木成夫会長)に対し、まつり応援基金(※)から約3000万円の支援を決定しました。

獅子は「悪霊を追い払う」とされています。「獅子振り披露会」は、津波を追い払い、震災の犠牲者を追悼し、地域の復興を祈念しようと、獅子振りの12団体が集まり、実施します。総数15頭の獅子が合同で獅子舞を披露する光景は色鮮やかで壮観です。また、仮設住宅暮らしで地域を離れていた人もこの機会に多く集まり、地域再生の端緒となることも期待されています。

  • 日本財団は、2011年6月、被災地で受け継がれてきた伝統芸能の復興などを目的として「まつり応援基金(地域伝統芸能復興基金)」を創設。以来、岩手・宮城・福島県で、149の伝統芸能団体や神社に対して、太鼓、神輿、衣装などの購入費用として6億5千万円を支援してきました。

日時 2013年8月11日(日)10:00〜12:30
場所 宮城県女川町(女川町総合運動場・第二多目的運動場)
内容
  1. 挨拶 鈴木成夫女川町獅子振り復興協議会会長
  2. 祝辞 須田善明女川町町長
  3. 支援団体の紹介(日本財団他)
  4. 出演団体紹介
  5. 獅子振りの共演披露
  6. 閉会 村上善司女川町教育長

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