海外のハンセン病回復者や専門家ら国際機関への提言に向け栗生楽泉園を視察

2013年8月26日(月)午後2時30分〜午後4時30分
栗生楽泉園(群馬県草津町)

日本財団は、ハンセン病の差別撤廃に取り組む国内外の専門家や当事者らを招へいし、国立ハンセン病療養所・栗生楽泉園の視察会を下記のとおり行います。

2010年に国連総会本会議で採択された「ハンセン病患者・回復者及び差別撤廃決議」を受け、日本財団は人権教育啓発推進センターと共同で、各国のハンセン病回復者組織や人権の専門家、NGO関係者を委員にワーキンググループを設置。同決議と、付随するガイドラインの具体的な実行を促すため、各国政府や国際機関に提出するための提言書を作成しています。作成作業に役立ててもらおうと、今回は国内で唯一存在したハンセン病患者の懲罰施設「重監房」の跡地が残る同園を視察先としました。

当日は、世界保健機関(WHO)のハンセン病制圧基準を唯一満たしていないブラジルや、ハンセン病患者数が世界最多のインドなど、8カ国の委員10人が参加を予定しています。また園内視察のほか、同園の自治会関係者との意見交換も行われ、翌日には提言書作成に向けた会議が群馬県内で行われる予定です。

日時 2013年8月26日(月)午後2時30分〜午後4時30分
場所 国立ハンセン病療養所 栗生楽泉園(群馬県吾妻郡草津町草津647)
スケジュール
  • 14:15 栗生楽泉園に到着
  • 14:30 栗生楽泉園自治会会長 藤田三四郎氏と意見交換(中央会館)
  • 15:30 園内視察
  • 16:30 終了

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