フィリピン残留日本人2世・7人が来日羽田空港で集団帰国会見

2014年8月5日(火) 15:00〜
羽田空港 国際線ターミナル

親族探しや就籍に向けた東京家裁での調査官面接を目的に、フィリピン残留日本人2世7人(PDF/213KB)が来日。下記の通り帰国会見を開催します。

来日は、日本財団がフィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)と実施しているフィリピン残留日本人2世の国籍回復事業の一環。残留2世の日本人としてのアイデンティティ回復を目的に2006年から開始した同事業では、戦中戦後の混乱で書類が紛失するなどして、日本人であることを証明できない2世の日本国籍取得の支援を行っています。家庭裁判所で新たに戸籍をつくる「就籍」手続きではこれまでに、計124人が戸籍作成の許可を受け、日本国籍を回復しています。

会見では事業内容や2世救済に関する問題点を説明した後、残留2世が初めて日本を訪れた感想や、国籍取得に対する想いなどを話す予定です。なお、一行の一人、新 ビエンベニド トシオさんについては、父親が鹿児島県の出身であることが判明。会見翌日に鹿児島に行き、義姉や従兄ら親族と対面予定です。

日時

2014年8月5日(火) 15:00〜

  • 飛行機の到着時間によっては、記者会見開始時刻が遅れる可能性があります
場所 羽田空港 国際線ターミナル3F出発ロビー
TIAT待合室 富士AB会議室
内容
  • 事業概要の説明
  • 2世救済に関する法的な見解・問題提起
  • 帰国者から一言(通訳あり)
  • 質疑応答
  • 終了後、個別質問やインタビューを受け付けます。

お問い合わせ

日本財団 広報グループ

住所
〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル内
担当
福田英夫、富永夏子、山口領、宇田川貴康
電話
03-6229-5131
FAX
03-6229-5130
メールアドレス
pr@ps.nippon-foundation.or.jp