<熊本地震 緊急支援>医療的ケアが必要な子どもを中心とした小児在宅支援を本格始動

日本財団は、熊本小児在宅ケア・人工呼吸療法研究会(会長:緒方健一おがた小児科内科医院院長)および熊本市民病院と協働で、熊本地震に対する緊急支援の一つとして、被災した医療的ケアが必要な子どもと家族の支援を5月7日より本格始動しました。

医療的ケアが必要な子どもは熊本県内に255人。被災した家族は現在、県内外の病院や療育センターに一時避難しているほか、日本財団の視察により避難所や車中泊を余儀なくされているケースも確認されています。また、子どもにつきっきりでケアが必要であることから、家族が避難先を離れることができず、自宅の損壊状況確認や復帰作業が困難であるという課題もあります。
連休明けに公立の学校が再開することを受け、日本財団と熊本小児在宅ケア・人工呼吸療法研究会および熊本市民病院は、医療的ケアの必要な子どもの預かりを本格始動しました。

<医療的ケアの必要な子どもの一時預かり拠点>

熊本市民病院職員住宅内(熊本市東区湖東)

  • 5月7日より、熊本市民病院所有の施設で一時預かりを本格始動。熊本小児在宅ケア・人工呼吸療法研究会が運営。

その他、下記施設でも一時預かりを行っています。

  • おがた小児科内科医院(熊本市北区)
  • 熊本県氷川町ロッジ(八代郡氷川町)※週末のみ

<支援内容>

  • 放課後の生活に困難を来たす子どもと家族の支援として、一時的な預かりを実施
  • 特別支援学校への通学(移動)支援 など

<相談窓口>

相談窓口ダイヤル
070-1545-6650、070-3156-0790(24時間対応)
メールアドレス
kumasyoni@gmail.com

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