夏休み期間に全国約70カ所でイベント開催医療的ケアが必要な難病の子どもとその家族の思い出作りを支援

写真:車椅子を利用する子どもとその家族がテーマパークを訪れている様子
難病の子どもとその家族の夢をかなえる「ウィッシュ・バケーション」

日本財団は、歯科医師による社会貢献活動「TOOTH FAIRY(トゥース・フェアリー)」プロジェクトとして、難病児支援20団体、21事業に対して7,308万円の支援を決定しました。

医療の進歩により命を救える子どもが多くなっている一方、日常的な医療依存度の高い子どもは増加しています。難病の子どもを持つ家庭では24時間体制の在宅看護や人工呼吸器など医療器具を伴った移動の困難さなどから、外出が難しいことも多く、経済的、肉体的に疲弊する傾向にあります。

子どもとその家族に対し、家族団らんやリフレッシュの時間を提供するとともに、社会とのつながりを実感してもらう事を目的に、子ども達が夏休みに入る7月~9月に、難病の子ども達とその家族が楽しめるキャンプ等の様々なイベントを全国約70カ所で開催します。

「TOOTH FAIRY(歯の妖精)」プロジェクトとは

本プロジェクトは、公益社団法人日本歯科医師会の協賛で2009年6月に開始。歯科撤去金属(金、銀、パラジウムなど有価金属を含む金歯や入れ歯)のリサイクルによるチャリティ活動です。歯科医院に寄せられた歯科撤去金属(金・銀・パラジウムなど)をリサイクルして得た寄付金を活用し、国内に約25万人以上と言われている難病の子どもと家族の支援、途上国での学校建設などの事業を行っています。

日本財団「難病の子どもとその家族を支えるプログラム」とは

全国25万人以上といわれる難病の子どもとその家族が孤立しない地域づくりを目指し、「医療」、「福祉」、「教育」、「フィランソロピー」の4領域について、「医療的ケアが必要な小児に対応する訪問看護研修」、「ICTを活用した退院・復学支援事業」等、毎年30以上のモデルとなる事業を全国規模で助成しています。
また、「難病の子どもとその家族を支える地域連携ハブ拠点」として、これまで20拠点の開設を決定し、2020年までに全国に30拠点整備を行なう予定です。

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