日本財団「18歳意識調査」第7回 テーマ:成人式について成人式 74.0%が引き続き20歳実施希望

日本財団は12月上旬、「成人式」をテーマに7回目の「18歳意識調査」を実施しました。
調査では「公式行事としての成人式は必要」、「主催は自治体がふさわしい」、「成人式に出席したい」とする前向きの回答が70%前後の高い数字を占める一方、民法改正により2022年以降、成人年齢が18歳に引き下げられるのに伴う成人式の在り方に関しては、4人に3人(74.0%)がこれまでと同様、20歳での実施を希望しています。18歳だと受験時期や就職準備の時期に重なる、飲酒・喫煙ができない、などが主な理由で、18歳成人と「ねじれ」が生じる結果となっており、各自治体の式典実施の検討にも影響を与えると見られます。

18歳意識調査結果の円グラフ:20歳が74.0%。18歳が23.9%。その他が2.1%。
成人式を行う年齢(n=800)

また例年、ニュースで取り上げられる式典での騒ぎに対しては71.5%が「(騒ぐ気持ちが)分からない」とする一方、8人に1人(12.9%)は「騒いでみたい」と答え、理由としては「楽しそうだから」、「うれしい祝い事だから」、「大人になる日と同時に、子どもである最後の日と思うから」といった回答が並んでいます。

18歳意識調査 第7回テーマ「成人式について」のポイント

  • 7割が20歳での成人式を希望。受験が理由のトップを占める
  • 成人式に出席したい 70.6%、理由のトップは同級生に会える
  • 成人式は公式行事として必要69.8% 自治体主催を望む 72.1%
  • 成人式で騒いでみたい 12.9%
18歳意識調査結果の棒グラフ:18歳だと受験の時期だからが62.8%。18歳だと成人式に合わせて酒・タバコができないが38.2%。18歳だと金銭的余裕がない(進学のため)が33.6%。18歳だと就職の準備時期だからが23.8%。その他が10.1%。
成人式を20歳で行いたい理由(複数回答)(n=592)

18歳意識調査 第7回テーマ「成人式について」報告書

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