日本財団「18歳意識調査」 第34回テーマ:脱炭素について

日本財団は「脱炭素」をテーマに34回目の18歳意識調査を1月中旬に実施しました。その結果、温暖化の主な原因については66.7%が「人間の社会活動に伴う温室効果ガスの排出」と答え、温暖化リスクについても77.4%が「知っている」と回答しました。「2050年カーボンニュートラル」については、60.4%が評価するとしたものの、実現可能だと思うと回答した人は14.4%にとどまりました。「2050年カーボンニュートラル」を評価する理由としては、「目標を掲げることで削減意識に繋がっていくと思うから」など、目標を掲げること自体を評価する声が寄せられました。再生可能エネルギーについては、62.9%が「期待する」と回答、期待するエネルギーとしては「太陽光発電」(69.1%)が最も多く、以下、「水力発電」(39.9%)、「バイオマス」(34.9%)が続いています。

18歳意識調査結果の円グラフ:はい60.4%。いいえ10.3%。わからない29.3%。
Q.政府は2050年までに日本の温室効果ガス排出を実質ゼロにする政策目標として「2050年カーボンニュートラル」を掲げました。評価しますか(n=1000)
18歳意識調査結果の円グラフ:はい14.4%。いいえ35.4%。わからない50.2%。
Q.政府は2050年までに日本の温室効果ガス排出を実質ゼロにする政策目標として「2050年カーボンニュートラル」を掲げました。実現可能だと思いますか(n=1000)

調査結果ポイント

  • 温暖化の主な原因
    「人間の社会活動に伴う温室効果ガスの排出」66.7%
  • 温暖化リスク「知っている」77.4%
  • 世界5位の日本の二酸化炭素排出量「削減すべきだ」73.0%
  • 「2050年カーボンニュートラル」を評価するか
    「評価する」60.4%「評価しない」10.3%
  • 「2050年カーボンニュートラル」を実現可能だと思うか
    「思う」14.4%「思わない」35.4%
  • 再生可能エネルギーの将来を期待するか
    「期待する」62.9% 「期待しない」11.2%
  • どの再生可能エネルギーに期待するか
    「太陽光発電」69.1%「水力発電」39.9%、「バイオマス」34.9%
18歳意識調査結果の円グラフ:期待する62.9%。期待しない11.2%。わからない25.9%。
Q.再生可能エネルギーの開発が「脱炭素社会」実現の焦点となっています。あなたは再生可能エネルギーの将来を期待しますか。(n=1000)
18歳意識調査結果の棒グラフ:太陽光発電69.1%。水力発電39.9%。バイオマス34.9%。地熱発電30.7%。陸上風力発電25.0%。洋上風力発電22.6%。その他0.9%。わからない16.0%。
Q.どの再生可能エネルギーに期待しますか。(複数回答)(n=1000)

調査の概要

調査対象 全国の17歳~19歳男女
調査除外 下記の関係者は調査から除外
印刷業・出版業/マスコミ・メディア関連/情報提供サービス・調査業/広告業
実施期間 2021年1月12日(火)~1月17日(日)
調査手法 インターネット調査

第34回18歳意識調査「テーマ:脱炭素について」報告書

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