日本財団18歳意識調査 第38回 テーマ:「公共トイレ」を実施

日本財団は、オリンピックを契機に日本の「おもてなし」文化としても注目の高まる「公共トイレ」をテーマに5月、第38回18歳意識調査を実施しました。この結果、外出した際に公共トイレを、利用すると答えた人が70.5%に上る一方で、設置場所によって利用率やイメージに大きな差があることが明らかになりました。
「デパートや映画館など商業施設内のトイレ」の利用率が57.1%と最も高かったのに対し、「公園内や歩道にあるトイレ」は13.5%と低い数字となっています。「公園内や歩道にあるトイレ」は、他の設置場所と比べ、「汚い(67.6%)」、「臭い(28.6%)」、「暗い(23.4%)」、「危険(22.8%)」といったネガティブなイメージが特に強く、「綺麗」や「安全」といったポジティブなイメージを想起する人は約3%に留まっています。
とりわけ、女性の場合は「危険(27.2%)」というイメージを持つ人が多く(男性では18.4%)、安全面や防犯面の改善を求める声も多く寄せられました。「公園内や歩道にあるトイレ」は、無料で身近なものでありながら、誰もが安心して利用できる場になっていない実態が明らかになりました。また、和式・洋式の別では、80.5%の人が洋式トイレを好むと答え、6.7%が便座に触れなくてよいなど衛生面の理由で、和式トイレを好んで利用すると回答しました。
公共トイレの現状が「おもてなし」文化の象徴としてふさわしいかという質問には約3割が「そうは思わない」と回答し、その理由として掃除の不行き届き(71.2%)、入ろうと思えないような外観(36.9%)、盗難等の利用者のモラル(30.3%)などが挙げられました。

  • 本調査では、「公共トイレ」の対象を「デパートや映画館など商業施設内のトイレ」、「駅のトイレ」、「公園内や歩道にあるトイレ」、「コンビニエンスストアのトイレ」、「飲食店のトイレ」、「病院のトイレ」、「高速道路のサービスエリアのトイレ」と定義しています。

調査結果 主なポイント

  • 外出時に公共トイレを使うことがある 70.5%
  • 公園内や歩道にあるトイレのイメージ
    他の設置場所と比べ、「汚い(67.6%)」、「臭い(28.6%)」、「暗い(23.4%)」、「危険(22.8%)」
  • 公共トイレの現状が「おもてなし」文化の象徴にふさわしい
    そう思う31.9%、そうは思わない 27.1%、わからない 41.0%
18歳意識調査結果の円グラフ:よくある25.7%。たまにある44.8%。ほとんどない16.3%。ない13.2%。
Q. 外出した際に、公共トイレを使うことはありますか。(n=1000)
18歳意識調査結果の円グラフ:そう思う31.9%。そうは思わない27.1%。わからない41.0%。
Q.日本のトイレ文化は、日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴だとする考え方があります。公共トイレの現状はそれにふさわしい状態だと思いますか。(n=1000)

調査概要

調査対象 全国の17歳~19歳男女、1,000名
調査除外 下記の関係者は調査から除外
印刷業・出版業/マスコミ・メディア関連/情報提供サービス・調査業/広告業
実施期間 2021年5月14日(金)~5月18日(火)
調査手法 インターネット調査

第38回18歳意識調査「テーマ:公共トイレ」報告書

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