ミャンマー国民和解担当日本政府代表・笹川陽平の談話

ミャンマーのミン・アウン・フライン国軍司令官が12月21日、首都ネピドーで少数民族武装勢力に対する国軍側からの攻撃・戦闘を一方的に停止する旨、発表したのに対し、笹川陽平・ミャンマー国民和解担当日本政府代表(日本財団会長)は以下の談話を発表しました。

「少数民族武装勢力との停戦合意はこれまでに10武装勢力との間で成立しているが、この日のミン・アウン・フライン国軍司令官の停戦表明で、交渉が難航してきたカチン独立機構(KIO)など主要な武装勢力との停戦が大きく前進、全面和平への大きな第一歩が開かれたと確信する。

6年間90回に渡るアヒルの水かきの如き日本政府代表としての活動が、今回の国軍司令官の発言に反映された形で、ミャンマーのすべての国民が望む連邦統一国家に向けて大きな第一歩となり、歓迎する。
日本政府の支援の下、国外や国内の避難民に対する食料など人道的支援を可及的速やかに実行したい」

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