2025年度卒業生から寄付者の皆さまへのメッセージ
2026年3月7日(土)に開催された夢の奨学金活動報告会にて、2025年度卒業の奨学生3名から寄付者の皆さまへメッセージが読み上げられましたのでご紹介します。
寄付者の皆さまへ
9期生
このたびは、私の学校生活を支えてくださいました寄付者の皆さまに心より御礼申し上げます。支援者様の温かいお心遣いは、単なる金銭的なご支援にとどまらず、私にとって大きな励みとなり、学び続ける原動力となっております。私が育った児童養護施設では進学する児童の数はあまり多くありませんでした。その理由のほとんどが金銭的な理由で行けない児童がほとんどです。3年前の私も進学を視野に高校生の時は可能な限りアルバイトを入れ夢のための資金造りをしていました。ですが1人の力では限界があり諦めかけた時期もありました。ですが私は夢の奨学金のおかげで夢を叶え、さらなる高みへと向かう資格を掴み取ることができました。
このご恩を決して忘れることなく、日々の学びに真摯に向き合い、将来は社会に貢献できる人間へと成長していきたいと考えております。改めまして多くのご支援をしてくださいました寄付者様に感謝の気持ちを伝え私の活動報告会を終わりにしたいと思います。寄付者の皆さま2年間ありがとうございました。
寄付者の皆さまへ
9期生
この度は、夢の奨学金を通じて多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
私は中学三年生のときに保護され、里親家庭や児童養護施設で生活することになりました。その経験から、子ども支援に関わりたいという思いを持ち、学部時代より学習支援事業の課題を研究してきました。
当初は問題点の指摘を目的としていましたが、実践を通して、批判だけでは状況は動かないことを学びました。夢や希望に向かう方向が示されたとき、人も環境も動き始める。その確信を得られたことは、私にとって大きな転機でした。
皆さまのご寄付は、夢に向かって歩み続ける時間を支えてくださいました。まだ夢は半ばにありますが、大学院での研究を社会に還元し、企業や行政と連携しながら子どもたちの居場所をつくり続け、かつての私のような境遇にある子どもたちの味方を増やしていきたいと考えています。
改めまして、心より感謝申し上げます。
寄付者の皆さまへ
10期生
この度は、温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
大学生活を振り返ると、私にとって最も大きな挑戦は薬剤師国家試験でした。「必ず合格したい」という強い想いを胸に、日々机に向かい続けました。その積み重ねの結果、模試の成績は回を追うごとに着実に向上していきました。寄付者の皆さまのご支援があったからこそ、アルバイトに時間を割かれることなく、学業と国家試験対策に専念することができました。勉強に集中できる環境は決して当たり前のものではなく、皆さまの温かい善意によって支えられている尊い機会であると、日々強く実感しておりました。「努力できる環境があること」そのものが、どれほど恵まれているか。国家試験に向けて本気で取り組む中で、私はそれを何度も実感しました。弱い自分に負けそうになりながらも、一問一問と向き合い続けた時間は、知識だけでなく、精神的な強さも育ててくれました。
将来は、がん医療の分野で患者様を支える薬剤師となり、専門性を高め続けていきたいと考えています。そして、支えていただいた立場として、今度は誰かの努力を支えられる人間へと成長していきたいです。
6年生へと進級する機会、全力で国家試験に挑戦できる環境を与えてくださったことに、改めて深く御礼申し上げます。
皆さまのご支援に恥じぬよう、これからも学び続け、社会に貢献してまいります。